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真夏も手放せないマスク 選ぶポイントや着けたい色などを調査 困っていることも
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最も使われているのは不織布のプリーツ型
店頭に並ぶ多種多様なマスクの中から、どんな素材・形状のマスクが選ばれているのでしょうか。今使っているマスクについて聞いたところ、「不織布(プリーツ型)」が8割近くでダントツ。次いで、男性中心に支持を集めた「不織布(立体型)」となりました。3位は「手作りマスク」で、女性の4分の1が使っています。
今後使いたいマスクでもツートップは不変ですが、ここで頭角を現すのが「夏用マスク」です。布製・不織布製ともにおよそ2割の支持を得ました。マスクが欠かせない夏を乗り切るために熱い注目を集めているようです。
また、抗菌・防臭・保湿性などがある「高機能マスク」も不織布製を中心に使ってみたい人が多くなっています。一方、政府が配布した「アベノマスク」を現在使っている人は3%余り。今後使いたい人も2%にとどまりました。
マスクを選ぶ際に重視することについては、半数以上が「価格」と「花粉やウイルス、ホコリなどの除去性能」を挙げました。男女別の1位では、男性が「価格」で、女性は「除去性能」となっています。
各項目の男女差を見ると、「サイズ」「耳が痛くならない」など4項目で女性が10ポイント超上回り、全般に女性の方がマスクへの“こだわり”が大きいようです。男性が唯一上回ったのは「眼鏡が曇らない・曇りにくい」こと。品質への信頼感などから「日本製であること」を重視する人も2割に。
困るのは暑さ・蒸れ 色は定番の「白」が不動の1位
日々マスクを着けて生活することで、気になったり困ったりすることについて最も多かったのが「暑さ・蒸れ」。7割強の人が挙げています。特に女性では8割近くに達しました。2番目は「息苦しい」で7割弱。この2つが圧倒的に気になる・困ることのようです。
男女差では、こちらもほとんどの項目で女性の方が高くなっています。特に「暑さ・蒸れ」「肌荒れ・ニキビ」「マスク跡」「メイクが落ちる」の4項目は男性と10ポイント以上の差になりました。
新型コロナ感染拡大前に比べ、マスクの色の選択肢が増えました。そこで、色のバリエーションがより多い布マスクについて、今使用している色を調査したところ、答えのトップは定番の「白」。年代で言うと、50代以上の男性と、20代女性の支持を集めました。2位の「グレー」は女性に人気のようです。3位の「柄物」も40代以上の女性で高率でした。「黒」を着けている人は1割以下ですが、20代男女と30代・50代男性では2位に付けています。
全体で見ると、最もさまざまな色のマスクを楽しんでいるのは60代女性、逆に白主体で保守的なのは70代以上の男性と言えそうです。「今後使いたい色」「異性に使ってもらいたい色」については両項目で男女とも「白」が不動のトップでした。
手作りマスクやファッションとしてのマスクを楽しんでいる人も少なくないようです。当面はマスクが手放せない日が続きます。新型コロナ予防はもちろん重要ですが、楽しむ工夫を凝らすこともマスクと長く付き合っていく“キモ”と言えそうです。
(Hint-Pot編集部)