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ジョージ王子 夏休み中に手ほどきを受ける王室の伝統とは キャサリン妃も習得を熱望
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ウイリアム王子はヘンリー王子とともに父チャールズ皇太子から習ったという
現在、スコットランドにあるバルモラル城で夏季休暇を楽しむエリザベス女王と夫のフィリップ殿下。毎年ロイヤルファミリーを招待し自然の中でのバカンスを楽しむが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり厳戒態勢のため、ファミリーが勢揃いすることはないとみられている。しかし、一部報道ではウイリアム王子一家が女王の元へ訪問するとされており、その際に、未来の国王である長男ジョージ王子に習得してほしい伝統があるという。それはスコットランド式の「フライフィッシング」。父であるウイリアム王子も幼い頃、弟のヘンリー王子とともに父チャールズ皇太子から手ほどきを受けたという。英紙が伝えている。
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実はロイヤルファミリーにとって狩猟や釣りは伝統的なレジャーであり、夏季休暇を過ごす自然豊かなバルモラル城では皆、狩りやフライフィッシングなどを楽しむという。フライフィッシングとは、上流階級がたしなむ毛針という疑似餌を使った釣りのこと。
英大衆紙「ザ・サン」によると、この夏ウイリアム王子一家がバルモラル城を訪れることとなれば、7歳のジョージ王子は両親の希望で、王室伝統のフライフィッシングを教わることになるのではないかと伝えている。
一家に近い関係者は「ジョージ王子がバルモラル城の近くを流れる『ディー川』でフィッシングの練習を始められればと、ウイリアム王子とキャサリン妃は切望しています」と語る。
また、クイーン・マザー(エリザベス女王の母)は、フライフィッシングを熱心に楽しみ、腕が立ったという。孫にあたるチャールズ皇太子がバルモラル城で休暇を過ごす際には、フライフィッシングをするよう勧めていたようだ。
「『晴天でも雨でも、ウェーダー(防水長靴)は身に着けておくように』が彼女(クイーン・マザー)のモットーでした」
こうしてクイーン・マザーから手ほどきを受けたチャールズ皇太子は、かつて息子のウイリアム王子とヘンリー王子にフライフィッシングを教えていた。さらに、兄弟の世話係だったティギー・レッグ・バーク氏は、英国でも屈指のフライフィッシャーだったという。
今度はウイリアム王子がジョージ王子にフライフィッシングを教えるのだろうか。王室の伝統はこのように引き継がれていく。
(Hint-Pot編集部)