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チャールズ皇太子の側近 暴露本の著者に嫌悪感 息子たちの確執は「ナンセンス」 メーガン妃支持は「真実ではない」
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「Finding Freedom」に対して憤慨していることを証言
11日に発売されたメーガン妃とヘンリー王子の暴露本ともいえる伝記「Finding Freedom(自由を探して)」。メーガン妃の“私設応援団”ともいわれるオミッド・スコビー氏らが著した一冊はウイリアム王子とヘンリー王子の確執など、そのセンセーショナルな内容が話題を集めているが、チャールズ皇太子は「ナンセンス」と憤りをあらわにしているという。一時は仲が険悪と言われたウイリアム王子から、最近では「父は最高のおじいちゃん」と言われるほど関係を修復し、子や孫へ深い愛情を注ぐ家族思いなチャールズ皇太子の気持ちを側近が証言している。
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英大衆紙「デイリー・スター」が掲載した記事によると、次期国王であるチャールズ皇太子は暴露本の内容やスコビー氏の発言について「まったくもってナンセンス」と憤慨しているという。
まずは、ウイリアム王子とヘンリー王子の確執について。チャールズ皇太子にとってはどちらも愛しい息子であり、1997年のダイアナ元妃の悲劇を助け合ってくぐり抜けてきた“兄弟愛”を間近で見てきた。
もちろん多少の行き違いもあるだろうが、結局は2人だけの兄弟。ところがこの暴露本はそんな2人の間に決定的な溝を作ろうとしており、父親として憤慨するのも当然だろう。
またスコビー氏は、最近出演したテレビ番組でチャールズ皇太子について言及。メーガン妃が実父に宛てた手紙を無断で公表したとして「メール・オン・サンデー」(デイリー・メール日曜版)を訴えた際、次期国王も「静かに(メーガン妃を)支持したが、自分のイメージを優先するチャールズ皇太子はその考えを決して公にはしなかった」と発言したという。
この件に関してチャールズ皇太子の側近は「(スコビー氏の主張は)真実ではない」と反論。どんな些細なこともメーガン妃擁護のために利用するスコビー氏に、嫌悪の姿勢を明らかにしている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)