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メーガン妃とヘンリー王子にとばっちり ファンが暴露本の評価を上げるために“組織票” 英紙報じる
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Amazonのレビュー欄 認証した投稿のみを掲載する制限措置
8月11日に発売されたメーガン妃とヘンリー王子の暴露本とも言える伝記「Finding Freedom(自由を探して)」。英、米両国のAmazonでいずれもベストセラー1位となった話題作だが、またも物議を醸している。それはAmazonのカスタマーレビューについて。同書の評価を上げるためにポジティブな投稿が組織的に行われている疑いがあるとして、Amazonはレビューの掲載を制限しているという。先日、伝記発売後初めて人前に姿を現し、“お揃いコーデ”と晴れやかな笑顔でボランティアに勤しんでいた夫妻。この騒動に対してはどのような反応を示すのか、注目が集まる。
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英大衆紙「デイリー・メール」が伝えたところによると、「Finding Freedom」に関するAmazonのカスタマーレビューに組織的な動きがあることが明らかになった。
Amazonには、商品への感想や意見をサイト上に投稿するレビュー欄があり、これによって商品の評価が5つ星で表現される。同書には、低評価のレビューが作品の評価に影響されないよう、ポジティブな投稿が組織的に行われている疑いがあるという。
こうした動きに対してAmazon側は「我々はこの商品(Finding Freedom)のレビューに不穏な動きがあることを察知しました。今後はこの投稿欄を管理し、我々が認証した投稿のみ掲載します」というメッセージとともに、制限をかけているようだ。
記事によると、ヘンリー王子夫妻のファンが、本の評価を上げるようなレビューを書いたりポジティブな投稿に投票したりするように促していたという。当初は夫妻にインタビューし、全面協力を受け発行されるという触れ込みだった同書。その後、非公式とされたが、ファンたちからの同書への支持は厚い。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)