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キャサリン妃 将来の王妃としての“トレーニング”が進行中 最も支持を集めた行動とは
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自身が集めた支援品が入った段ボール箱を運び込む姿に英国民は感動
王位継承権2位で将来の国王となるウイリアム王子と、2011年に結婚したキャサリン妃。将来は王妃として重大な責任を背負うことになるが、来るべき日に備えて準備は着々と整えられているという。王室専門家によると、新型コロナ禍の中で積極的に公務に励んだことも、王妃となるためのトレーニングだと王室専門家が指摘。自ら慈善団体に援助品を搬入する姿などが一般国民の支持を得たという。英紙が伝えている。
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英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、王室専門家のケイティ・ニコール氏が「キャサリン妃が王妃となるための“引き継ぎ”はすでに始まっています」と発言。特に新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、94歳と高齢のエリザベス女王が公務の最先端に立てない状況もあり、キャサリン妃に「大きな責任が移行し始めている」と指摘している。
確かにロックダウンされた当時の英国では、キャサリン妃の数々の動画出演が話題になった。3人の幼い子どもたちにしっかり教育を施しながら、国民を励ます姿に英国民は感動を覚えた。
ロックダウンが緩和されると、今度は積極的に対面公務をこなしている。特に、恵まれない家庭にベビー用品を提供するベビーバンク「ベビー・ベーシック・U.K」を訪れた際には、自ら英国企業を回って集めた支援品を搬入。花柄のマスク姿で、エプロンとゴム手袋を着け、自ら集めたおむつ、子ども服、ベッド用品などが入った段ボール箱を運び込む姿が英国民の支持を集めたと、記事は伝えている。
こうしたキャサリン妃の活動の広がりを、ニコール氏は「将来の王妃としてのトレーニング。これからはキャサリン妃がますます王室の中心的存在となり、それが最終的に王妃というポジションに結び付いていきます」と解説。すべてはウイリアム王子と二人三脚で「英国を支える下地となっている」と述べている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)