どうぶつ
左の肉球をくすぐると… 元野良の愛猫が見せる“奇妙な癖”が海外からも大反響 「人差し指がチャウチュール」
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骨髄炎や心臓病を発症 満身創痍な状態で保護された「にゃん太」くん
「ちょっとメカニズムがわからん」と、飼い主の豆(@xmametarox)さんが話すのは、愛猫「にゃん太」くんのちょっぴり奇妙な癖。あることをされると、甘噛みが止まらなくなってしまうのだとか。その様子がSNS上に公開されると瞬く間に話題となり、海外からも注目されています。いいねが17万件以上集まるなど、一夜にして有名猫となったにゃん太くんについて、豆さんに話を聞きました。
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にゃん太くんは臆病な性格だけれど、好奇心旺盛な元野良ねこ。とても元気なように見えますが、1年ほど前までは大怪我を負いながらも外で暮らしていたそうです。
保護するきっかけとなったのは、にゃん太くんが昨年の秋口に豆さん宅へとやって来て、物置に住み着き始めたこと。その時にはすでに左足を怪我しており、骨髄炎を併発し使えない状態となっていました。
すぐにでも保護して病院に連れていきたかった豆さん。しかし、近づくとにゃん太くんは激しく暴れ、怪我を考慮すると無理に捕獲することはできなかったといいます。結局、様子を見ながらようやく病院へ連れていくことができたのは、11月に入った頃でした。
診察をしてもらうと左足だけでなく、全身傷だらけだったこと、そして重度の肥大型心臓病を患っていることが分かりました。とはいえ、治療の甲斐あって現在は心臓病以外は完治。顔の第一印象からかわいらしい名前を授かり、大切に育てられています。
ある日のこと、豆さんが何気なく右足の肉球を触って遊んでいたところ、にゃん太くんが条件反射のようにペロペロと舌を動かし始めたそう。そこで「左足でもやるのかな」と思って触ってみたところ、前歯で小刻みに削ぐような動きで、ハムハムと甘噛みをする“奇妙な癖”があることに気が付きました。
動画には、左前足の肉球をくすぐられ、口をパクパクとさせながら恍惚とした表情を浮かべるにゃん太くんの姿が。指を差し出すとすぐさま食らい付いてきます。こうした癖はやはり珍しいようで、「神の気まぐれスイッチや」「なるほどこれが永久機関か…」「人差し指がチャウチュール」(※原文ママ)など、たくさんのコメントが寄せられています。
思わぬ反響に驚きつつも「これからもにゃん太のことを温かく見守っていただけるとうれしいです」と話す豆さん。病気と上手に付き合いながら、いつまでも長生きしてくださいね。
(Hint-Pot編集部)