コロナ禍での誕生日を祝ってくれた人たちへ　感謝の言葉とポートレートを送付

　この夏、73歳の誕生日を迎えたカミラ夫人が、お祝いのメッセージを送ってくれたファンへ、感謝の印として送った「お礼状」に注目が集まっている。ファンのSNS投稿によると、カジュアルな装いでリラックスする夫人の写真に、温かなメッセージが添えられたカードが送られたようだ。カミラ夫人の細やかな気遣いに、ファンは感激のコメントを寄せている。

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　多くの英ロイヤルメンバーは、誕生日や記念日などに送られてきたファンからのお祝いメッセージに対し、後日それぞれのオフィスを通じて礼状を送るという。

　英大衆紙「デイリー・メール」は、ファンの1人がインスタグラムに投稿した、7月17日に73歳の誕生日を迎えたカミラ夫人からの「お礼状」の画像を紹介している。手紙には、ピンクのシャツにブルーのセーターを重ね、ジーンズをはいたカジュアルな装いのカミラ夫人の写真が同封されていた。

　写真は、スコットランドのバルモラル城領地内の私邸バーク・ホールの外にある階段で撮影されたとみられ、夫人は英国の小説家エリザベス・ジェーン・ハワードの「All Change」を読んでいる。この写真は、4月にSNS上で公開されたものと同じ写真を使用していた。

　カミラ夫人は、新型コロナ禍にもかかわらずファンが寄せてくれたお祝いのメッセージにとても感激したようだ。その裏には以下のようなメッセージが綴られていた。

「私の誕生日を覚えていてくれてありがとうございます。今年はどの年よりも、メッセージが特にありがたく感じられ、とても元気付けられました」

「ご多幸を祈って、カミラ」と書かれた結びの部分は、黒いインクで夫人直筆と思われるサインが記されている。上部には、夫人のシンボルマークである「C」に宝冠をかけた“ロイヤルサイファ”が押されていた。

　この「お礼状」に関する投稿は大きな反響を呼び、あるファンは「何て美しい返事なの。私の分も待っているわ」と、称賛。夫人の気遣いに感激し、返事を待ちわびているようだ。

　チャールズ皇太子とカミラ夫人は度々、ファンに感謝の思いを綴っている。4月には結婚記念日へのお祝いに感謝するカードを送り、7月にも感謝の手紙を送ったという。

　ダイアナ元妃と皇太子との結婚生活を破滅に追い込んだとして、かつては「最も英国で嫌われた女性」とも評されたカミラ夫人。しかし、細やかな気遣いで英国民に寄り沿う姿勢が評価され、今や英国民から敬愛される存在になっている。

（Hint-Pot編集部）