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在宅勤務の経験者 6割超が今後も「希望している」 出社勤務と比べてのメリット・デメリットとは?

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

新しい働き方の1つとなりつつある在宅勤務(写真はイメージ)【写真:写真AC】
新しい働き方の1つとなりつつある在宅勤務(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「通勤時間を省けるから」が圧倒的

 コロナ禍により、在宅勤務が一気に加速。緊急事態宣言後から、そのメリットやデメリットについて、インターネット上ではたくさんの意見が交わされました。新しい生活様式が提唱されて、早くも4か月。人々の意識に変化はあるのでしょうか。「在宅」か「出社」か。それぞれの勤務形態を希望する理由やメリットについて、みてみましょう。

 ◇ ◇ ◇

 東晶貿易株式会社が運営する転職サイト比較Plusは2020年8月27日、会社に勤めている22~59歳の961人に「在宅勤務」についての調査を行いました。その結果、コロナ禍の3月以降、在宅勤務を経験したことがあるのは4割足らずの375人になりました。

 さらに在宅勤務を経験したことがある人のうち、出社よりも「在宅勤務を希望している」との回答は64%に。「出社勤務を希望している」が36%にとどまったのに対して、在宅での勤務にメリットを感じている人が多い割合となりました。

 在宅勤務を希望する理由としては「通勤時間を省けるから」という回答が73.3%と圧倒的に多い結果に。「休憩時間が充実する(8.8%)」「コミュニケーションを取らなくていい(7.1%)」という声も。

 一方で、出社勤務を希望する理由としては「家だと集中できない」という回答が43.7%を占め、「コミュニケーションを取りたい(20.7%)」「運動不足になる(7.1%)」が続きました。「在宅勤務では、電気代や生活費がかさむから」という回答も一定数ありました。

 以上の結果から、今後、在宅勤務への需要がますます高まっていくことが予想されます。新しい生活様式の中での働き方の1つとして、定着しつつあるとも言えそうです。企業側としては、いかに在宅勤務でも作業効率を落とさない仕組みを作れるか。また出勤してもらうにしても、通勤時間の不満をいかに解決していくかが求められるかもしれません。

(Hint-Pot編集部)