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通院時に使いやすいのは? 災害時に便利なのは? 猫用キャリーバッグの選び方を紹介

著者:猫ねこ部

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さまざまな種類があるキャリーバッグ。“我が子”に合ったものを選びたい(写真はイメージ)【写真:写真AC】
さまざまな種類があるキャリーバッグ。“我が子”に合ったものを選びたい(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 通院や旅行、災害時など、猫を外に連れていく時に必要なのがキャリーバッグ。プラスチック製のケースやリュック型、ショルダータイプ、キャスター付きなどさまざまなタイプがあるので、どれにしようか迷ってしまいますよね。そこで今回は猫用キャリーバッグの選び方をご紹介。いざという時にスムーズに使えるよう、“我が子”にあったキャリーバッグを選んであげてくださいね。

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お迎えする時など、使うシーンに応じて選びたい

 ねことの暮らしのアイデアが詰まったサイト「猫ねこ部」では、7月10~14日に猫用キャリーバッグについてのアンケート調査を156人を対象に実施。現在使用しているキャリーバッグについて尋ねたところ、最多が「手提げ・肩がけタイプ」の68人(43.6%)。以下、「クレートタイプ」が42人(26.9%)、「リュックタイプ」が40人(25.6%)、「その他」が6人(3.8%)という結果になりました。

 キャリーバッグの素材は大きく分けて「プラスチック製」と「布製」ですが、手提げ・肩がけタイプに多い「布製」は軽くて持ち運びしやすいのが特徴。使わない時にコンパクトに折りたためるものなら、収納場所も選びません。

 その他にも、プラスチック製で頑丈な作りの「クレートタイプ」、徒歩や自転車移動時に便利な「リュックタイプ」が全体の約2割強ずつとなりました。

 では、一体どのようなタイプを選べば良いのでしょうか。

 第一に考えたいのが「どんなシーンでキャリーバッグを使うのか」。病院へ連れて行く時、災害時、旅行など目的はさまざまかと思います。目的によって使いやすいキャリーバッグは変わってきますので、使うシーンに合わせて選ぶことが大切です。


○家にお迎えする時 くつろげるベッド型や粗相しても安心なクレートタイプ
 キャリーバッグは、初めて猫を迎える時の必需品です。猫にとって環境ががらりと変わる一日になるので、移動時もおうちに着いてからもできるだけリラックスできるようなキャリーバッグを用意してあげたいですね。ベッドとしても使えるタイプなら、猫の不安な気持ちを和らげてあげることができるかもしれません。

 緊張して粗相をしてしまうこともあるので、キャリーバッグにはトイレシートを1枚敷いておくと安心です。汚れてもさっと拭けるプラスチック製のクレートタイプのキャリーバッグだと、お手入れも楽ちん。家に着いてからは扉を外してハウスとしても使えます。

 普段はなるべくコンパクトにしまっておきたい、という方には折りたためるタイプもおすすめです。車でお迎えに行く場合は、シートベルトで固定できるかどうかもチェックしておきましょう。


○通院時は出し入れのしやすい上開きのキャリーバッグが便利
 最も使う頻度が高いのが通院。病気や怪我の場合はもちろん、予防接種や健康診断などでも使う機会があるかと思います。

 通院の時に重視したいのは「出し入れのスムーズさ」。経験のある方も多いかもしれませんが、猫は驚くくらいに“病院に行く気配”を察しますよね。「キャリーを見るだけで身を潜める」なんて子も少なくありません。中には「キャリーを収納しているクローゼットを開ける音だけで逃げる」という子も。

 何度も病院に行ったことのある猫の場合、“キャリーを使う=病院に行く(痛くて怖い思いをする)”と頭の中でインプットされてしまっているため、キャリーバッグを見るだけで嫌がってしまうようです。

 とはいえ、通院を諦めるわけにもいきませんので、なるべく出し入れしやすい「上開き」のキャリーバッグを選ぶと良いでしょう。開閉部が横にしかないタイプだと、病院の雰囲気に委縮してしまった猫が奥に入ってしまい、出すのに苦労することも。

 上開きタイプならそういった心配もありません。通院時に車を使う場合は、シートベルトで固定できるかどうかもチェックしてくださいね。


○災害時はケージにもなる拡張型 避難場所でも過ごしやすい
 災害時には猫を連れて避難しなければならないケースも考えられます。災害時用に用意しておきたいのは避難場所でも猫が過ごしやすい、ケージとして使える拡張型の多機能タイプ。

 とはいえ、あまり大きなサイズのものだと持ち運びが大変です。人間用の避難グッズを持ち出すことも考えて、軽くて持ちやすく頑丈なものを選びましょう。

 多頭飼いの場合は頭数分のキャリーを備えておく必要があります。どのタイプが適しているかは各家庭の避難状況やお住まいの地域によっても変わってきますので、あらかじめ家族であらゆるケースを想定して備えておきましょう。


○引っ越し時は慣れ親しんだものを 飛び出し防止ベルト付きで脱走にも備えて
「猫は家につく」とも言われるほど環境の変化に敏感で、ストレスを感じやすい動物です。ストレスをできるかぎり減らすためにも、慣れ親しんだキャリーバッグを使って“猫ファースト”の引っ越しを心がけましょう。多頭飼いの場合は頭数分、もしくは大型のキャリーバッグを用意してくださいね。

 引っ越し時、最も注意したいのが脱走。猫がキャリーから飛び出して屋外へ出てしまうことのないよう、飛び出し防止ベルト付きのものを選ぶと安心です。

 また、使い慣れているキャリーバッグでも、簡単に猫が開け閉めできたりしないか、必ず細部までチェックしてください。引っ越し先へ向かう交通手段に合わせて新たにキャリーバッグを購入する場合は、なるべく早めに用意して普段から慣らしておくことをおすすめします。


○帰省や旅行時は移動手段に合わせて ハウスやベッドになるタイプなら宿泊先でも安心
 帰省や旅行などにも一緒に連れていきたいという場合には、移動手段に合わせて選ぶと良いでしょう。できれば移動時だけでなく、宿泊先での過ごしやすさも考えて選んであげたいですね。ハウスやベッドとして使えるものであれば、安心してくつろげるでしょう。