ねこは、頭が入る大きさの穴であれば入ることができるといわれています。しかし、お腹までは通ったはいいものの、おしりがつっかえてしまい、必死になって身体をねじ込む元保護ねこの姿が話題となっています。飼い主のもこさんに話を聞きました。

　◇　◇　◇

道端で弱っていたところを、きょうだいねことともに助けられた「てぃな」ちゃん

　人懐っこくて甘えん坊、遊ぶのが大好きな1歳の茶トラねこ「てぃな」ちゃん。かわいらしいお名前は、もこさんのお母さんが付けてくれました。

　昨年10月、もこさんは「道端で風邪をひいて弱った子ねこを2匹見つけて保護したけれど、どうしたらいいか分からない」という知人からの相談を受けたそう。そこで、2匹とももこさんが引き取ることになりました。

　2匹は当初、とても痩せていたのですが、動物病院でもらった薬をごはんに混ぜて与え、しっかりとケア。もこさん一家の献身的なお世話で、すくすくと成長しました。現在も2匹とももこさんのおうちで暮らし、仲良く遊び回っています。

お気に入りのネズミのおもちゃを追って…　段ボール箱に夢中

　元気いっぱいのてぃなちゃんは、狭いところに潜って遊ぶのが大好き！　そこでもこさんは、箱の中におもちゃを入れたら楽しんでくれるんじゃないかと思いついたそう。こうして、ちょうど自宅にあった空き段ボール箱に穴を開け、ネズミのおもちゃを入れてみることにしました。

　夢のようなアトラクションにてぃなちゃんも熱中！　しかし、もこさんの想像以上にわがままボディに育っていたてぃなちゃんの身体は、穴の大きさに対してギリギリに……。必死になってタイトな“ホール”に身体をねじ込むてぃなちゃん。そのおしりがあまりにもかわいくて、もこさんは思わず笑ってしまったといいます。

　動画は大きな話題となり、海外からも反応が。また「ハムスターみたいw」「大きすぎて収まらないww」「息吹きかけたい…」など、たくさんのコメントが寄せられました。

　つっかえたままの状態で動画は終わっていますが、実はその後、無事に中まで潜り込むことに成功。しばらくの間、中に入れておいたお気に入りのネズミのおもちゃで遊んでいたそうです。出てきてからは潜り込むことはなくなりましたが、その後も前足を突っ込んで、しっかりと段ボール箱を満喫したてぃなちゃんなのでした。

（Hint-Pot編集部）