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アン王女の辛辣コメント ヘンリー王子とメーガン妃に向けられたものだった? 王室専門家が証言
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「若い世代」に向けられた苦言 かつては公務で夫妻と仲良く話す姿もあったが…
エリザベス女王の長女アン王女が、このほど雑誌のインタビューで「若い世代のロイヤルは基本に立ち返る必要がある」などとコメントしたことが話題になった。王室専門家は、“若い世代”とはしたが、ヘンリー王子とメーガン妃に向けられた苦言だったのではないかと語っているという。主要王族としての公務ではヘンリー王子夫妻と仲良く話す姿が見受けられたこともあり、アン王女にとってヘンリー王子はかわいい甥っ子。「新しい方法でやってみよう」という考えを改めてほしいとの思いが込められていたのだろうか。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、同紙の王室番ジャーナリストであるラッセル・マイヤーズ氏は、アン王女の「若い世代のロイヤル」に苦言を呈したコメントが“王室引退”をして米ロサンゼルスで暮らすヘンリー王子とメーガン妃夫妻に向けたものだったのではないかと主張した。
アン王女は今年8月、70歳の誕生日を迎えるにあたって受けた米雑誌「ヴァニティ・フェア」のインタビューで、次のようなコメントをしたことで注目を集めた。
「若い世代のロイヤルは、私が過去に行ったことをおそらく理解していません。前の世代がしてきたことを見ても必ずしも『こういうことをしてきた』とか『ああいう場所に行った』などを分かっていません。最近では、彼らは『新しい方法でやってみよう』という考えがあるのです。お願いですから、また一から(土台を)作り直したりしないでほしいと私は思っています。私たちはもう経験してきました。うまくいかないこともあります。彼らは基本に立ち返る必要があるかもしれません」
50年以上も主要王族としての役割を担い、200以上の組織のパトロンを務めるアン王女。勤勉さと献身さで、王室の中で尊敬されるメンバーの1人だ。しかし、かつてはマスコミとの確執を抱え、さらには自身の離婚、目の当たりにしてきた他のロイヤルメンバーに起きた“浮き沈み”など、苦い体験も数多くしてきた。
そんな経験者から語られたコメントについて、ポッドキャスト「ポッド・セーブ・ザ・クイーン」に登場したマイヤーズ氏は「私が思うに、これは間違いなく若い世代に向けられた言及です。そしてヘンリー王子とメーガン妃に対する言及かもしれません」と分析した。
(Hint-Pot編集部)