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メーガン妃とヘンリー王子 「講演料値下げ」と英紙報道 1億円超が半額以下に “細かい注文”報道が裏目に
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15億円超の豪邸、100億円ネトフリ契約など破格な金額の話題は尽きないが…
講演活動を専門とする有力エージェント「ハリー・ウォーカー・エージェンシー」(HWA)と、今年6月に契約したヘンリー王子とメーガン妃夫妻。米動画配信大手「ネットフリックス」と100億円超契約、新居が15億円超という破格の金額の話題が尽きないが、講演活動もスピーチ1回のギャラが1億円超えの「100万ドル」と報じられたことで注目を集めた。しかしここに来て、夫妻に仕事依頼を躊躇する状況が生まれているという。
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英大衆紙「ザ・サン」によると、英米両国で有名人の講演会を組織するイベントマネージャーが「当初は75万ドル(約8025万円)から100万ドル(約1億700万円)といわれたギャラが、今では25万ドル(約2675万円)から40万ドル(約4280万円)が現実的」と証言した。
1億円超という高額な出演料の報道が先走った上、講演会の司会者やモデレーターの決定に加え、観客や共演者の素性の詳細など極めて細かい要求を出していたことも明らかに。こういった一連の報道がサセックス公爵(ヘンリー王子)夫妻の講演料下落につながっていると指摘している。
またこのイベントマネージャーは「私の経験上、講演料が支払われるスピーカーの場合、アメリカの元大統領でもイベントのあらゆる面について注文をつけるということはしません」と語り、メーガン妃とヘンリー王子の注文が行きすぎだったことを明らかに。皮肉にも、そんな2人の姿勢がギャラの暴落の原因となったことを示唆している。
もちろん自分のイメージを守るために、それも元ロイヤルということもあって、イベント内容を細かくチェックしたいというサセックス公爵夫妻の意図も理解できる。しかし、やはりこれも需要と供給の原理というもの。フリーダムを手に入れて、一般社会で経済活動をするとなると、自分の条件を優先しすぎれば買い手が減るのが当然だろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)