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ヘンリー王子とメーガン妃 アフリカ外遊の費用は3000万円超 王室の昨年度“最高額”に批判の声
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昨年注目を集めた夫妻の外遊 現地では大歓迎を受けるも…
ヘンリー王子とメーガン妃は長男アーチーくんを連れて2019年9月23日から10日間、ロイヤルツアーとしてアフリカ南部を訪問。地元の人々から歓迎を受けて大成功を収めた一方、現地でドキュメンタリー番組の取材を受けたため波紋を呼ぶ外遊となった。このほど、この外遊に24万5643ポンド(約3300万円)の公金が使われたことが明らかになり、英メディアで再び注目を集めている。
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英大衆紙「デイリー・メール」は、ヘンリー王子とメーガン妃がロイヤルファミリーの一員として昨年9月にアフリカを訪れた「最後の公式外遊」が、英国の納税者に25万ポンド(約3300万円)近くを費やさせたと報じた。
この金額は、英王室が現地時間25日に公表した前会計年度の財務報告書で明らかになったもの。夫妻がアフリカ訪問でプライベートジェットや王室スタッフなどに使った費用は、昨年実施された王室の外遊の中で最も高額だったという。ある情報筋は「これは外務省から承認を得た重要な訪問であり、数多くのチャリティ活動を目立たせることに役立った」と、この費用を擁護している。
長男を連れて家族3人で注目を集めた昨秋の南アフリカ、ボツワナ、アンゴラ、マラウイの周遊。記事では、公金を使ったこの旅行中に夫妻がメディアを厳しく叱責したことや、英民放のドキュメンタリー番組の収録を密かに行ったことに触れている。その番組のインタビューは、メーガン妃が「私に『大丈夫?』と聞いてくれる人はあまりいない」などの思いを明かしたことで話題になった。
その訪問の数か月後、今年3月末日で主要王族から離脱。米国在住となった現在は経済的に自立し、米大手動画配信サービス「ネットフリックス」との契約で世界の関心を集めた。契約金額は明らかにされていないが、英メディアでは少なくとも1億ドル(約107億円)といった莫大な金額が報じられている。
そんな夫妻について、同記事の読者コメント欄では「まったくもってうんざりだ。どうして王位継承権6位とその妻が最も高額な訪問をしているのか? 意味が分からない」「意味のない訪問だった。特に彼らはその時すでに王室を離れ、米国に移りたがっていたのだから」「約25万ポンドも航空運賃にお金をかけておいて、彼らは二酸化炭素の排出量について世界に講義しているのかい? 何て偽善者だ!」などと辛辣な意見が目立っている。
(Hint-Pot編集部)