どうぶつ
育児放棄された元野良ねこ 甘すぎる愛情表現に羨望の声 「どんだけ愛されてるんですか!」
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繊細でクール、そしてマイペースなイメージの強いねこですが、もちろん性格は多種多様。とはいえ、こんなに愛情深い子がいるの? と驚いてしまうほど、飼い主に“いってらっしゃいのエール”をくれる、とても甘々な元野良ねこに羨望の声が集まっています。フォロワーからペット写真を募集して絵を描いたり、愛犬に関する作品を制作(#オニギリ作ってみた)したりと、ツイッター上でさまざまな企画を行っているという、飼い主のノビター(@00shitemita)さんに話を聞きました。
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公園でさまよっていたところを保護 推定年齢2歳の「シイタケ」くん
元野良ねこの「シイタケ」くんと、フレンチブルドッグの「オニギリ」くん、オカメインコの「タマゴ」ちゃんと暮らしているノビターさん。それぞれ見た目からインスピレーションを受けて名付けました。
そんなにぎやかな家族の中でも、ひときわ甘えん坊でとても愛情深いのがシイタケくんです。推定年齢2歳になるというシイタケくんですが、子ねこの頃は1匹で近所の公園をさまよっていました。
ある夜、鳴き声が気になったノビターさんは、翌朝、公園へ様子を見に行くことに。すると、鳴き声はまだ続いており、たまたま散歩していた近所のおじさんから、シイタケくんの生い立ちについて話を聞くことができたそうです。
シイタケくんを産み落とした母ねこは、他にも2匹のねこを一緒に出産しましたが、すぐに育児放棄。そのためシイタケくん以外の2匹は、カラスに襲われ命を落としてしまったといいます。そんな話を聞き、すぐにシイタケくんを保護することに決めました。
ねこが「やりたいこと+1」 信頼関係を築くのに無理強いは禁物
ノビターさんの元で大切に育てられ、すくすくと成長したシイタケくん。おうちに来た小さな頃から、ノビターさんが外出する際や朝目覚めた時、寝る前に少しずつスリスリと甘えてきてくれたそう。
そしてここ最近になって、SNS上で話題になるほど、顔をスリスリ、ペロペロして、たっぷりと愛情表現をするようになりました。ノビターさんによると、今年1月初旬にオニギリくんをお迎えしたことも関係しているかもしれないとのこと。
あまりにデレデレのシイタケくんとノビターさんの様子に、「ほどこされたら、ほどこし返す。恩返しです!(半沢直樹風)」「モーニングアタックですね」「どんだけ愛されてるんですか!」「こんなんもう仕事行きたくなくなりますわ」など、羨望の声があふれています。
最後にノビターさんに、こうしてシイタケくんが甘えてくる時に気を付けていることを聞いてみました。
「何となくの感覚ですが、『向こうがやりたいこと+1』くらいの感覚で接するようにしています。向こうが求めてくれた範囲の中でこちらも撫でますが、許容範囲を少し広げるようなイメージで、ほんの少しだけ多く触ったりします」
無理に抱き寄せたり触ろうとしたりせず、あくまでシイタケくんのペースで、毎日少しずつ信頼関係を築いていったというノビターさん。その関係性はぜひ参考にしたいものです。
(Hint-Pot編集部)