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ヘンリー王子とメーガン妃は「重要性が急速に失われている」 王室専門家がウイリアム王子と比較
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今年の年明けに“王室引退”を発表し、3月いっぱいで正式に英王室の主要メンバーから離脱したメーガン妃とヘンリー王子。だが、その後も暴露本出版、英タブロイド紙との泥沼化した法廷闘争、そして、ネットフリックスとの超大型契約と話題が尽きない。しかし、英王室にとっては2人の重要性が急速に失われていると英メディアが伝えている。
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政治的中立の伝統に逆らった米大統領選への発言は話題になったが…
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、大衆紙「デイリー・ミラー」の王室版編集者ラッセル・マイヤーズ氏がポッドキャストに出演し、「最近、ウイリアム王子が環境保全問題で重大な役割を担っているのに対し、ヘンリー王子の重要性が急速に失われています」と発言したという。
確かに、ヘンリー王子は米大統領選挙に踏み込んだ発言をして、話題にはなった。しかしそれは、“王室引退”をした今も“公爵”の称号を持つ人間が、ロイヤルの政治的中立の伝統に逆らったために注目を浴びたにすぎない。
一方、ウイリアム王子は“環境問題のノーベル賞”ともいうべき「アースショット賞」を設置。今後10年間にわたり、50人の受賞者に100万ポンド(約1億4000万円)の賞金を贈ることが決まっている。
マイヤーズ氏は、こうした本来のロイヤルとしての役割で存在感を増すウイリアム王子との比較で、ヘンリー王子の重要性が急速に低下していると指摘している。