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男性のメイクどう思う? 半数近くが興味あり 「ナルシストのイメージで恥ずかしい」の声も

著者:Hint-Pot編集部

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化粧に関心を持つ男性が増加の傾向に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
化粧に関心を持つ男性が増加の傾向に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

経験者は4割 してみたいと考える人も5割近くに

「化粧品は女性のもの」という時代はすっかり過去になりつつあります。最近では男性化粧品の種類も増え、女性用化粧品でも男性タレントを起用した広告を目にする機会が増えてきました。男性も化粧に関心を持つようになってきたことの表れといえるでしょう。男性を対象とした化粧への意識調査から、その実態が見えてきました。

 ◇ ◇ ◇

 ランク王株式会社が提供するメディア事業「ランク王」は2020年9月、10代から60代までの男性1000人を対象に、男性の化粧に対するイメージ調査を実施しました。「今までに1度でも化粧をしたことはありますか?」という設問に対して、「はい」と答えた人は37.6%、「いいえ」と答えた人は62.4%でした。

 また、今までに化粧をしたいと思ったことが「ある」と答えた人は44.8%と、先の設問で実際にしたことが「ある」と答えた37.6%を超える結果に。一方で、「化粧をしてみたいけど、したことはない」という人も多く、男性化粧品が多く市場に出回っているとはいえ、気軽に手に取るところまではなかなか至らないようです。

 化粧をしたいと思ったことが「ある」と回答した人を対象に「化粧をするならどこまでしてみたいと思いますか?」と尋ねたところ、「ニキビ・シミ消しなどのベースメイク(74.1%)」がダントツで1位となりました。肌がきれいに見える程度のものをやってみたいと思っている人が圧倒的に多いようです。次いで「アイライン・血色を変えるためのチークなど部分的に印象が変わるもの」は15.6%、「女性と同様のフルメイク」が10.3%と続きました。

興味はあっても世間の目がハードルに

 一方で、化粧をしたいと思ったことが「ない」と回答した人にその理由を尋ねると、「世間的なイメージが気になる」や「必要性が感じられない」といった声が多数。やはりまだ抵抗を感じている人が多いようです。「化粧をするきっかけがない」という回答もあり、まだまだ縁遠い人がいることも改めて明らかになりました。

 自由回答では以下のような声が寄せられています。

「モデルや芸能人などの見た目を売りにして表に立つ職業だと必要なのかもしれませんが、普通に生活をしている分には必要ないと思っています。YouTubeなどが流行っているので見た目を気にして化粧をする人は増える可能性はあるので需要も今後は増えると思っています」(10代以下・男性・学生)

「化粧をするきっかけがないだけで、もしする機会があるのであれば、挑戦してみたいです」(20代・男性・学生)

「まだまだ男性がメイクすることに関しては何となくナルシストなイメージがあって恥ずかしいのであまりしたいとは思いません。ただ、将来的に男性もメイクをすることが当たり前の世の中に変わったら少しは興味が出るかもしれないとは感じています」(40代・男性・フリーター)

「男性専用の化粧用品が販売されていることを知っているか」という質問では、「はい(61%)」が「いいえ(39%)」を上回る結果に。男性化粧品の存在はそれなりに認識されているようです。とはいえ、存在は知りつつも、自分には必要ないと感じたり、興味はあっても世間の目が気になって手を出しづらく感じていたりするようです。

 日本の歴史を振り返ってみると、平安時代の貴族や戦国時代の武将はおしろいを塗っていたそう。では、現代の男性が化粧をしてもいいのでは、という気もしますね。ビジュアル系ミュージシャンの人気ぶりを見ても、女性側にも受け入れる意識があるように思えます。

 興味はあるけど手が出ない、という男性のきっかけ作りとして、女性の方からパートナーや男友達にファンデーションやコンシーラーなど、ぱっと見では化粧をしていると気付きづらいものをおすすめしてみてはいかがでしょうか。お肌のお手入れ方法や、使ってみて良かった化粧品の情報交換などが男女関係なくできるようになると、話題が増えて楽しそうですよね。

(Hint-Pot編集部)