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ヘンリー王子 親友が王室離脱の決断を支持 「大前提にあるのは自分の家族を守るということ」
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“王室引退”以降、米大統領選への発言で物議を醸し、それにより海軍名誉職への復帰が絶望的になるなど、逆風にさらされることが多いヘンリー王子。また、有名音楽プロデューサー夫婦とのダブルデート中をパパラッチされたりと、セレブ生活を米国で謳歌している様子も度々報じられている夫妻だが、そんな状況の中でも“親友”は王室離脱という決断への支持を明かしたと英メディアが報じている。
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結婚式にも招待された友人が持論を展開
英大衆紙「デイリー・スター」が掲載した記事によると、ヘンリー王子の王室離脱の決断に対する支持を明らかにしたのはスコットランド出身のジョン・ジェームス・チャーマーズさん。
王立海兵隊員としてアフガニスタンに駐留していたが、その任務中に生死にかかわる重傷を負い、傷痍軍人になって最初にできた友人が王子だったという。その後、仲を深めたこともあり、夫妻の結婚式に招待されるほどの間柄になった。
記事では、チャーマーズさんが権威ある広告賞にリポーターとして出席した際のコメントを紹介。ヘンリー王子の王室離脱についてこう持論を述べている。
「ハリー(ヘンリー王子の愛称)の決断について、その大前提にあるのは自分の家族を守るということ。父親として、夫として、それが一番の役割です。家族を養う身の人間であれば、誰でもそうしたいと思うでしょう」
そして、母親であるダイアナ元妃を事故で亡くしたことにも言及。「極端に言えば、ハリーは大衆の視線の中で育ちました。そして、それが正しい方向に向かわなければどうなるかということを知っています」と、肉親の悲劇が王室離脱の決断において大きな部分を占めたとの考えを示した。
また、チャーマーズさんはヘンリー王子の人となりについても語っている。ソーシャルメディアが人に与える影響を王子がどう考えているかを引き合いに出して「とても信念のある人間」と評したという。
メーガン妃とともに世間をにぎわせ、批判的な声が寄せられることも多いヘンリー王子。ただ、世間の声とは違う、親友という特別な人間にしか見えない何かがあるのかもしれない。
(Hint-Pot編集部)