どうぶつ
旅する元保護ねこ お留守番が苦手で飼い主と一緒に移動 日本国内やヨーロッパ旅行も
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お留守番が苦手な「スカタン」くん 自動給餌器破壊事件も
ねことの暮らしのアイデアが詰まった「猫ねこ部」がお届けするシリーズ「あなたの街の看板猫」。花屋の看板猫として関西から飛行機通勤をし、お仕事をこなすこともあるという、アクティブ派の男の子「スカタン」くんを紹介。フラワーアレンジメントを手がける「オルテンシアアズール」の主宰で飼い主のmicaさんと“オレさま”は旅行が大好き! そして、お留守番が苦手なスカタンくんを携え、国内から海外までさまざまな場所を旅行しているといいます。現在はなかなかお出かけすることはできませんが、元保護ねこの大冒険をのぞいてみましょう。
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東京・西荻窪にアトリエをかまえ、フラワーアレンジメントを手がける「オルテンシアアズール」の看板猫、通称“スカちゃん”こと「スカタン」くん。ここでは、主にウェディングブーケや会場装花、季節のアレンジやリースの制作、レッスンなどを行なっています。
アレンジレッスンに通う生徒や近所の人からも人気のスカちゃんと、micaさん夫妻の出逢いは5年前。ゴミ袋に入れられ海に捨てられていたところを保護され、保護団体へ。紆余曲折あってmicaさん夫婦の元へとやってきました。
仕事柄、移動が多いというmicaさん夫妻。しかし、スカちゃんはお留守番がちょっぴり苦手です。実は食いしん坊であるがゆえに、家での留守番の度、思わぬハプニングが続出するそう。
自動給餌器をセットして外出したところ、たった2回のお留守番で破壊。さらに別のものも、見守り用のペットカメラから消えるほど移動させてしまうという事件が。こうしてスカちゃんのお留守番は諦め、家族みんなでいろいろな場所へお出かけするようになりました。
これまで、車や新幹線、地下鉄、モノレールといった、一見ねこには難しそうな乗り物に乗り、花見や紅葉狩りをしに行ったり、ねこもOKのバーに連れて行ったりしたこともあるそう。また、自転車のカゴに同乗する際も見事にリラックスし、しっかりとフィットしています。