テレビドラマや映画で「医療もの」は鉄板のジャンルの1つ。今年は幕開けの冬クールから医療ドラマが続出し、不動の人気を見せ付けてくれました。これまでも数々の人気俳優たちが演じてきた医師役。では、医師役が似合うと思われている女優は、一体誰なのでしょう。アンケートでは、納得の名前がずらりと上位に並びました。

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「ドクターX」の大門未知子はキメゼリフ「私、失敗しないので」も有名に

　株式会社「NEXER」が運営するアンケートサイト「ボイスノート」は2020年9月末、「医師役が似合う女優」についてのアンケート調査を実施（https://magazine.voicenote.jp/60831/）。1人の名前を自由記述欄に書き込む方式で、有効回答数は1137票でした。

　ダントツで1位に輝いたのは、米倉涼子さん。有効回答数の40％を超える464票を獲得し、2位とは382票差を付ける圧勝ぶりでした。その理由はもちろん、2012年に放送開始したドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」（テレビ朝日系）シリーズの大門未知子役。キメゼリフ「私、失敗しないので」は、米倉さんの落ち着いた声にもぴったりでしたよね。

　同ドラマは第6シリーズまで放送され、第2～5シリーズはいずれも平均視聴率20％超え（ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯）。2016年にはスペシャルドラマも制作されました。寄せられたコメントからも、この当たり役による絶大なインパクトが見受けられます。

「『ドクターX』がハマり役で女性医師といえば彼女しか思い付かない」
「『ドクターX』の演技を見たら選ばずにはいられない」
「できる女を演じさせたら、日本でトップだと思う。女医役のドラマ良かった」
「失敗しない女医に診てもらいたい」
「圧倒的な手術スキルと群れないスタイルが、女性版ブラックジャックみたいで、とにかくクールでかっこいいから」

2位は天海祐希「聡明さが感じられた」　3位は「救命病棟24時」に出演の…

　米倉さんに続いたのは、82票を獲得した天海祐希さん。ちなみに、同社が実施した「刑事役が似合う女優」アンケートではダントツの1位でした。

　天海さんは、今年放送された「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」（日本テレビ系）で主役の深山瑤子を演じました。日本を代表する女優はどんな役でも自分のものにしてしまうようで、コメントでも絶賛されています。

「『トップナイフ』の脳外科医がとてもクールでかっこよかったから」
「『トップナイフ』が名演技であった天海祐希が女医として適任。テキパキした演技は医師ならではの聡明さが感じられた」
「専門職のエキスパートの役にはやはりかっこいい天海さんのような女優さんが似合うと思うから」

　続いて3位は、45票を獲得した松嶋菜々子さん。これまで多くのヒットドラマに出演してきましたが、1999年放送開始のドラマ「救命病棟24時」（フジテレビ系）で演じた小島楓役のイメージが強いようです。「ドクターX」と同様にこちらもシリーズ化され、松嶋さんは第2シリーズには出演しなかったものの、第3シリーズから復帰してドラマを牽引しました。松嶋さんについても、称賛のコメントが寄せられています。

「柔らかくて、優しくて、私の持っている女医さんのイメージにぴったりなのです」
「知的で、なお温かみがある。内科医か小児科医をやらせたい」
「あるときは聖母マリアのように、ある時はジャンヌ・ダルクのように厳しく慈しんで患者を診てくれる」

　医師役を演じるにあたり、やはり「聡明」「知的」といったイメージは重要なようです。なお、4位以下には石原さとみさんや新垣結衣さんらが並びました。

（Hint-Pot編集部）