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中高生が抱く「結婚」への思いは? 80%以上が「したい」と回答も85%以上が「不安あり」

著者:Hint-Pot編集部

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中高生が抱く「結婚」への思い、考えとは?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
中高生が抱く「結婚」への思い、考えとは?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 近年、結婚に対する価値観や考え方は大きく変わってきていると言われています。結婚の形にもさまざまな選択肢やあり方が生まれていますが、若い世代は現在、結婚に対して“憧れ”や“理想”を抱いているのでしょうか? 中学、高校生を対象にした意識調査によると、80%以上が「結婚したい」と考えていることが分かりました。

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結婚に不安を抱く6つの“要素”も明らかに

 女子学生を中心とした若者向けのサービスの企画・コンサルティング、SNS運用代行を提供する株式会社ネオレアは2020年10月、全国の中学生と高校生2374人に対して「結婚観」に関するアンケート調査を実施しました。

 まずは「将来、結婚をしたいと思いますか?」との設問では、1113人が「絶対したい!」、809人が「できればしたい!」と回答。2374人のうち約81%に当たる計1922人が「結婚したい」と考えていることが分かりました。将来的に人生の伴侶を得たいと思っている人は、まだまだ多いようです。

 とはいえ、「とにかく結婚すればいい」という考えではないようです。結婚前と後には多くの“ハードル”がありそうだと考えている学生は少なくないようで、「結婚について『不安』に思うことはありますか?」という2択式の設問では、何と回答者数1662人の85%に当たる1413人が「はい」と答えました。

「同性婚が認められていないこと」「名字が変わってしまうこと」も不安の理由に

 では、具体的にはどんなことに不安を感じているのでしょうか。424人が答えた記述式のアンケートでは、以下の6つの“要素”が浮かび上がってきました。

 
・「出会い」に関して(約30%)
・「家庭内の問題」に関して(約22%)
・「お金」に関して(約11%)
・「子ども」に関して(約6%)
・「セクシャリティや制度」に関して(約4%)
・「キャリア」に関して(約4%)

 
 大人世代からすると、中高生がこれらを考えているとは驚きかもしれません。しかし、インターネットの存在が当たり前になった今、大量の情報が世代を問わずに流れています。将来に対する“ややネガティブ”な情報も、昔の中高生より知る機会が多いと考えられるでしょう。

「出会いに関して」は約30%。「出会いがあるかどうか」や「価値観の合う相手が見つかるか」といった懸念があるようです。さらに、「家庭内の問題に関して」も約22%と多く、「浮気や不倫」に加えて「自分の両親や相手の両親に認めてもらえるか」や「ずっと幸せな家庭を築いていけるか」などが挙げられました。

 結婚生活を想像した上で経済面が心配だという人も……。「お金に関して」は約11%に上り、「生活費や養育費がまかなえるか」や「経済的に家庭を安定させることができるか」など、家族が増えてからの暮らしをしっかりと考えている様子。具体的に「子どもに関して」も約6%となり、「子育てをしていけるのか」や「そもそも妊娠ができるのか」といった声が上がっています。

 また、「セクシャリティや制度に関して」と「キャリアに関して」も、それぞれ約4%に。前者では「同性婚が認められていないこと」と「名字が変わってしまうこと」、後者では「キャリアと両立ができるかどうか」と「産休が取れるかどうか」などの声が上がっています。社会状況が変わってきているとはいえ、実際に自身が結婚する際を考えると心配は尽きないようです。

 少子高齢化や晩婚化、未婚率の上昇など、結婚は社会情勢と合わせ鏡のような関係といえるでしょう。決して「することが当たり前」でもなくなってきました。若い世代はこれらさまざまな変化を受けて、不安を抱いている傾向があるとも考えられます。とはいえ、8割超が「したい」と回答している現状からすると、好きな人とずっと一緒にいたいと思う気持ちも強いようです。

(Hint-Pot編集部)