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フィリップ殿下、もう少し若ければ“メグジット”止めていたはず 「王室にダメージを与える行為」

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

フィリップ殿下【写真:Getty Images】
フィリップ殿下【写真:Getty Images】

 フィリップ殿下といえば、来年で100歳を迎える英王室の御大。3年前に96歳で公務を引退してからは、静かな隠居生活に入っている。しかし、このお目付け役がもう少し若ければ、ヘンリー王子とメーガン妃が“王室引退”という決断に挑む際に、今よりさらに影響力を与えていただろうと、フィリップ殿下に近い王室専門家が断言したという。米メディアが伝えた。

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「マジェスティ」編集長が殿下の気持ちを代弁

 米「FOXニュース」の報道によると、王室専門誌「マジェスティ」のイングリッド・シュワード編集長は、フィリップ殿下がもう少し若ければヘンリー王子とメーガン妃の“王室引退”に挑み、また今よりももっと影響力があっただろうと主張した。シュワード氏は殿下と親交が深いことでも知られ、10月には殿下をテーマにした書籍「Prince Philip Revealed:A Man of His Century」を出版している。

 シュワード氏によると、殿下は当初、王室外からロイヤルメンバーとなった同じ立場として、妃が王室で暮らすことの困難さを理解していたという。だが、王子と妃の“王室引退”に対しては「大きな衝撃」を受けた一方、「ハリー(ヘンリー王子)にはそれを見せようとはしなかった」と述べた。さらに、王室に「多大な損害」を与えるとみなしただろうとした上で、殿下が若ければ今よりもさらに影響力があり、次のような強い言葉で説得したに違いないと断じた。

「彼はハリーにこう言ったでしょう。『自分が何をしているのか分かっているのか? 何を放り出そうとしているのか分かっているのか? 片方の足を宮殿に、もう片方の足を外に出すことはできない。君は決断を下さなければならない』」

 確かに、王室を離れた王子と妃は、英王室にとってタブーとされる政治的発言を繰り返して論議を呼んでいる。また、英タブロイド紙との法廷闘争は泥沼化し、さらには米動画配信大手「ネットフリックス」からは莫大な契約金を得て、今回の“王室引退劇”の裏側を語り、王室内の醜聞を暴露するようなドキュメンタリーを制作するという報道もある。

 こうした状況を踏まえると、シュワード氏でなくとも、フィリップ殿下がもう少し若ければと願うロイヤルファンは少なからずいるに違いない。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)