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エリザベス女王 63回も離婚を考えた!? イタリアのドキュメンタリー番組が仰天エピソードを披露
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エリザベス女王は13歳の時に18歳のフィリップ殿下に一目惚れして、初恋を成就させる形で1947年に結婚。以来73年間にわたり激動の時代をくぐり抜け、現在では世界の夫婦の模範とも呼ばれるべき存在となっている。しかしその陰で、“独身貴族”のように振る舞うフィリップ殿下に憤慨した女王が、何と63回も離婚を考えたという。英紙が伝えている。
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女王即位で夫婦生活が一変、フィリップ殿下は“独身貴族”状態に
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、仰天エピソードを明らかにしたのはイタリアの放送局「Rai」によるドキュメンタリー番組。ナレーターのリカルド・メイ氏は番組内で、「結婚生活の危機は1956年に始まりました」と語っているという。
父ジョージ6世の若すぎる崩御で、52年に25歳という若さで英国女王に即位。それまでは初恋の夫に尽くす新妻が「エリザベス2世」となり英国に君臨すると、夫婦間にも明らかな序列が生まれ、少しずつ亀裂が生じたという。
ナレーションでは、亀裂が目立ち始めた56年から「妻が国家君主となって多忙を極めると、2人は実質的に別居状態となり、フィリップ殿下はまるで“独身貴族”のような生活を始めました」と語られた。「タブロイド紙によると、そんな殿下に愛想を尽かしたエリザベス女王は、合計で63回も離婚を考えたといいます」としている。
ネットフリックスのドラマ「ザ・クラウン」でも、紳士クラブに入り浸りで、女性との浮名も流したフィリップ殿下のエピソードが放送された。ただ、一方で公務に何よりも敬意を払い、英王室に心からの忠誠を捧げたフィリップ殿下もいた。
現在はそんな危機も乗り越え、夫婦の模範ともいえる99歳と94歳のロイヤルカップルとなっている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)