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“代役”はカミラ夫人 追悼式典での役割を失ったヘンリー王子 心境を専門家が解説

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 主要王族だった頃、第一次世界大戦の終戦記念日(11月11日)に最も近い日曜日「リメンブランス・サンデー」の戦没者追悼式典にヘンリー王子は7年間にわたって出席していた。ただ、“王室引退”となった今年は米ロサンゼルス国立墓地を訪問。カミラ夫人が母国での式典における役割を引き継いだ。軍隊生活を何よりも愛し、誇りにしていたという王子にとっての“式典の位置付け”を専門家が語っている。

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軍隊経験は「人生における最大の誇り」

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、ヘンリー王子に代わる形でカミラ夫人が出席した今年の戦没者追悼式典について言及したのは、王室コメンテーターのリッツィー・ロビンソン氏。カミラ夫人が引き継いだ役割について同氏は「ヘンリー王子が最も誇りとしていたもの」とし、理由をこう語る。

「軍隊経験を何よりも誇りとするヘンリー王子にとって、この役割は何よりも重要なものでした。“王室引退”で最もつらかったのは、軍隊生活で得た称号を手放すことだったのです」

 実際、王子は式典前日に軍隊経験への誇りを公言している。現地時間7日に英軍関係のポッドキャスト番組「デクラシファイド」に出演した際、「制服に身を包み、国のために立ち上がれることは人生における最大の誇りです」と心境を明かしていた。

 ただ、今年は式典への出席が叶わなかったばかりか、花輪の献花をバッキンガム宮殿に要望したものの断られていたことも報じられている。

 果たして、遠く離れた米国の地からヘンリー王子は母国の終戦記念日の式典をどのような気持ちで見つめていたのだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)