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ヘンリー王子は「もう英王室に戻れない」 王室の献花拒否で英大衆紙読者の9割が復帰は“無理”

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 10年間に及ぶ軍隊生活を何よりも尊び、誇りとするヘンリー王子。ところが、第一次世界大戦の戦没者を慰霊する英国の国民的行事「リメンブランス・デー」への献花を申し出たところ、今年3月で王室の主要メンバーを離脱したことを理由に、王室側から丁重に断られた。この英王室の対応に、英国の一般市民はヘンリー王子が英王室に復帰する道は完全に絶たれたとみていることが、英大衆紙の調査で明らかになった。王子は米国での墓参でカメラマンを伴ったことでも非難されている。

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米国で墓参も「売名行為」と非難され釈明する事態に

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が独自に読者アンケートを行った。ヘンリー王子からの献花申し出を王室が拒否したことを受け、同紙は「ヘンリー王子の王室復帰はあり得ると思うか?」との質問を読者に投げかけ、現地時間11月9日午前8時半から午後9時まで投票を受け付けた。

 その結果、何と91%に当たる6478人が「NO(戻れない)」に投票。今回の献花拒否によって、サセックス公爵(ヘンリー王子)が王室から“追放”同然の立場に追い込まれたという見方が大勢を占めた。

 一方、「YES(戻れる)」と答えたのは7%で457人。2%(171人)が「分からない」と答えている。

「エクスプレス」紙の読者は「(ヘンリー王子は)終わった」「彼はメディアから離れた静かな生活を望み、そして手に入れた」「称号を放棄してLAの郊外で静かに暮らしてほしい」などと辛辣なコメントを寄せている。

 王室から献花を拒否されたヘンリー王子は現地時間8日、メーガン妃とともにロサンゼルス国立墓地を訪問。献花し、戦没者を追悼したが、カメラマンを伴っていたことが「売名行為」であるとして非難され、英大衆紙「ザ・サン」によると、王子側が「そうではない」と釈明する事態に見舞われたという。

 今回、あらゆる行動が“裏目”に出てしまったヘンリー王子。少なくとも英国民には完全に見放されてしまったようだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)