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メーガン妃 戦没者追悼の墓参を異母姉が批判 「怒りを通り越して悲しみを感じる」
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メーガン妃と父、兄、姉との関係は複雑だ。良好なのは実母ドリア・ラグランドさんだけ。かつては仲が良かったという実父トーマス・マークルさん、異母兄トーマス・マークル・ジュニアさん、異母姉サマンサ・マークルさんとは疎遠になり、お互いに批判を繰り返している。これまでに「妹は自分本位で身勝手な人間」などとメディアに訴えてきたサマンサさんが今回、英国のラジオ番組に出演。痛烈な妹批判を展開した。英紙が報じている。
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かつては仲の良かった姉妹も現在は疎遠に…
英大衆紙「ザ・サン」によると、サマンサさんが“口撃”の対象としたのは、第一次世界大戦終結記念日(11月11日)に最も近い日曜日「リメンブランス・サンデー」(8日)でのヘンリー王子とメーガン妃の行動。
英国での王室行事に花輪を献花したいと申し出たが丁重に断られた夫妻は、米ロサンゼルス国立墓地を訪問。サンタバーバラの新居で摘んだ花を捧げ、しばしこうべを垂れた。ところが、この墓参にカメラマンを伴っていたため、“売名のためのパフォーマンス”だと非難される事態になった。
サマンサさんは「リメンブランス・サンデー」を「戦没者を哀悼し、短く大切な命に感謝を示す日」とし、「いつかメーガン(妃)にもそのことに気づいてほしい」と一言。そして、カメラマンを引き連れた形になった墓参を「メーガンは写真を撮らせるチャンスとしかとらえていない」と断じた。
また、サマンサさんは墓参への批判に呼応するように「もうここまで来ると怒りを通り越して、悲しみを感じる」と胸の内を語った。
確かに、公式に戦没者慰霊が許されなかった夫妻だが、これも“王室引退”を決断した報いだろう。今年くらいはSNSなどでメッセージを発する程度にして、静かに追悼していれば、こうした批判も避けられたに違いない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)