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ヘンリー王子夫妻からの献花を拒否 英王室の決断に称賛の声 「ようやくけじめがついた」と専門家

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 ヘンリー王子とメーガン妃は現地時間8日、第一次世界大戦の終戦記念日(11月11日)に最も近い日曜日「リメンブランス・サンデー」に英ロンドンで開かれた戦没者追悼式典に花輪の献花を申し出たが、王室に断られて話題になった。王室専門家は今回の王室の決断を「ようやくけじめがつけられた」と歓迎している。英紙が伝えている。夫妻は同日に米ロサンゼルス国立墓地を訪問して戦没者を慰霊したが、“売名行為”と批判を浴びる事態になっている。

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エリザベス女王が「一線を引いた」とも英大衆紙は解説

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、ヘンリー王子夫妻からの献花申し出を王室が拒否したことに、王室コメンテーターのモーガン・スチュワート氏が自身の番組で「彼ら(ヘンリー王子夫妻)が王室と無関係だということが示されました」と見解を示した。

 夫妻は今年1月に“王室引退”を宣言し、3月末日に離脱。現在は米西海岸のサンタバーバラで暮らす。英メディアによると王子は戦没者追悼式に7年間にわたって出席。出席できない今年は献花を申し出たが、これを王室側が明確に拒絶した。「エクスプレス」紙はこの決断を、女王が夫妻に対して「一線を引いた」と解説している。

 スチュワート氏は王室の決断を歓迎し、「ようやくけじめがつけられて良かった」と述べた。さらに「“王室引退”後、サンタバーバラに住み、ご近所をセレブリティに囲まれ、大金も手にして好きなように生きている2人と、王室の関係がきちんと清算されました」と断じている。

 これもロイヤルファミリーの主要メンバーでありながら、英国を捨てる形で米国に渡った報いだろう。夫妻は同日に米ロサンゼルス国立墓地を訪問して戦没者を慰霊したが、カメラマンを伴ったことで“売名行為”と批判の声が上がった。2人への風当たりはますます強まっている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)