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メーガン妃の裁判で新事実か 「父への手紙」は当時の王室関係者が作成に関与と被告側が主張
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実父に宛てた手紙の掲載がプライバシー侵害に当たるなどとして、英大衆紙「メール・オン・サンデー」(デイリー・メール日曜版)などの運営企業「アソシエーティド・ニューズペーパーズ(ANL)」を訴えているメーガン妃。出版社側はこのほど裁判所に提出した文書で、手紙を書く際に宮殿側近が手助けしたと主張していることが明らかになった。英紙が報じている。
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ケンジントン宮殿の広報チームが手助けと報道
2021年1月予定の裁判に先立つ審問が続いていた、メーガン妃のプライバシー侵害を訴える裁判。10月末には裁判官が妃側の延期申請を認め、裁判は来秋まで持ち越しとなった。理由が開示されなかったことから妃の妊娠憶測も流れる一方、ANL側は裁判所に提出した文書で、妃が「父への手紙」を書く際にケンジントン宮殿の手助けがあったと主張していることが明らかになった。
英大衆紙「デイリー・メール」によると、手助けしたとされるのは、当時ヘンリー王子とメーガン妃の広報官だったジェイソン・クナウフ氏らケンジントン宮殿の広報チーム。このため、妃の「個人の知的創造物」には当たらず、さらに公表される可能性が高いことをあらかじめ把握していたと主張している。
また、妃側が裁判所に当初申し立てていた内容では、手紙を「書いた」としていたが、先頃にこれを修正。携帯端末のアプリで最初の下書きを作成し、手書きにする際いくつかの修正を加えたとし、「自身の知的創造性を使って」「作成した」と表現しているという。
裁判自体は延期となったが、ANL側の主張に王室が登場しているだけに、反応が気になるところだ。
(Hint-Pot編集部)