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ヘンリー王子とメーガン妃 墓参写真に非難の声やまず 「望遠で後ろ姿をとらえたなら納得」!?

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃とヘンリー王子【写真:Getty Images】
メーガン妃とヘンリー王子【写真:Getty Images】

 ヘンリー王子とメーガン妃は現地時間8日、現在の居住地近くの米ロサンゼルス国立墓地を訪問したが、この行動への非難の声はとどまることがないようだ。2人は「プライベートな慰霊」としているが、カメラマンを伴っていたことから英国では非難の声が噴出。ポッドキャスト番組では専門家、聴取者を含めて議論が沸騰したという。英紙が伝えている。

 ◇ ◇ ◇

波紋を広げている2人の墓参写真は「わざとらしい」

 戦没者を弔う「リメンブランス・デー」は英国の国民的行事であり、その中心に王室がある。“王室引退”して米国に移住したことで、ヘンリー王子夫妻は今年の英国の慰霊祭に参加できないどころか、献花も拒否される憂き目にあった。そんな状況で夫妻が取った行動への非難の声は依然、引きも切らずのようだ。

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、王室専門局「ポッド・セーブ・ザ・クイーン」で、ヘンリー王子とメーガン妃のロサンゼルス国立墓地訪問について論争が起きた。

 番組では、司会者のアン・グリッパー氏が聴取者の意見を紹介。2人が国立墓地を訪れた写真について「真摯に見える」という肯定的なものもあったが、カメラマンを引き連れていたことに対しては「非常に不快」「わざとらしい」という声が殺到した。

 ゲスト出演した、英大衆紙「デイリー・ミラー」の王室版編集者ラッセル・マイヤーズ氏は「もしも遠くから望遠で後ろ姿をとらえた写真なら、プライベートという主張に納得できたでしょう」と指摘している。

 しかし、実際は異なる。写真写りを第一に考えた墓参だとすれば、戦没者に失礼ではないだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)