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94歳のエリザベス女王と99歳のフィリップ殿下が結婚73周年 ひ孫たちの手作りプレゼントに満面笑み
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エリザベス女王とフィリップ殿下は20日、結婚73周年を迎えた。これを記念して、英王室が公開した2人のポートレートが話題を呼んでいる。女王と殿下がウィンザー城のオークルームで笑みを浮かべながらお祝いのカードを読んでいるが、“送り主”はジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子。3人のひ孫からの手作りのプレゼントを、女王と殿下が誇らしげに見つめる姿が印象的だ。
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新婚旅行で着けたブローチの使用も話題に
1947年11月20日に結婚式を挙げたエリザベス女王とフィリップ殿下。94歳と99歳の夫婦は今なお健在で、めでたく73回目の結婚記念日を迎えた。
英大衆紙「デイリー・メール」によると、これを記念して夫妻の写真が公開された。ソファに座った2人の前にあるテーブルにはお祝いのカードや手紙が置かれており、殿下が手にしたカードを2人は笑顔で読んでいる。7歳のジョージ王子、5歳のシャーロット王女、2歳のルイ王子による、手作りのグリーティングカードだという。
3人は、「73」の文字に慎重に色を塗り、赤、青、黄、緑、紫のスポットで飾ったカードを長い時間をかけて作ったことだろう。ケンジントン宮殿のテーブルに座って一生懸命になっている姿が「想像できる」と記事は伝えている。
新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で思うように会うことのできない状況の中、ひ孫たちが作った心のこもったプレゼントが、女王夫妻を喜ばせたのは明らかだった。ウィンザー城のオークルームで撮影された一枚は、一般市民がめったに見ることができない女王と殿下の日常を切り取っているとも同紙は指摘している。
99歳のフィリップ殿下はかくしゃくとしており、グレーのパンツとジャケットというスタイル。ポケットにはハンカチを入れている。ロイヤルネイビーブルーとバーガンディのストライプのネクタイを着けており、目立たない補聴器だけが年齢を重ねたことを示すヒントに見える。
女王は御用達のデザイナー、スチュワート・パルヴィン氏による、ペールブルーのダブルウールクレープドレスを着用。そして、特別な日によく使用する「菊のブローチ」を着けていた。
プラチナにセットされたサファイアとダイヤモンドのブローチを、女王は1947年の新婚旅行の他、1950年のフィリップ殿下、チャールズ皇太子、アン王女らとのポートレート、2007年の結婚60周年を記念した写真撮影など人生の重要なイベントでも身に着けている。
(Hint-Pot編集部)