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ヘンリー王子に大ブーイング 「奉仕は人が見ていないところで静かに行うもの」発言は“言行不一致”
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ヘンリー王子とメーガン妃は11月初旬、カメラマンを伴ってロサンゼルス国立墓地を訪問したことが「売名行為」との批判を受けた。それから8日後、ヘンリー王子は退役軍人支援のバーチャルイベントにリモート出演。奉仕活動は人が見ていないところで静かに行うものとする趣旨の発言をし、新たな波紋が広がっている。
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「売名行為」と批判された墓参から8日後の発言に一般市民が反発
英大衆紙「デイリー・メール」によると、ヘンリー王子は現地時間16日に退役軍人支援のバーチャルイベント「Stand Up for Heroes」にリモート出演。イベントには米ミュージシャンのブルース・スプリングスティーンらも名を連ねていた。
王子はそこで私見として「奉仕とは静けさや混沌の中で生じるものです。人々が見ていないときに生じるものであり、我々が日々の中でどのように互いの世話をするかについてです」と発言した。
王子とメーガン妃は8日の「リメンブランス・サンデー」に、戦没者追悼のためロサンゼルス国立墓地を訪問。カメラマンを伴っていたことで、「売名行為」などと批判の声が上がっていた。同紙はイベントでの発言を「非難されてから1週間」の発言として報じている。
これを受けて、同紙のコメント欄では論争が勃発。「ハリー(ヘンリー王子の愛称)はプライバシーの意味が分かっていない」「2人がすることはすべて写真撮影のためだ」とする否定派と、「米国はハリーとメーガン(妃)を愛している。英国が彼らを嫌うなら、タブロイド紙が彼らについて書くことをやめさせてほしい」「彼らは誰も傷付けていない」などとする肯定派が激しくやり合った。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
(Hint-Pot編集部)