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ヘンリー王子夫妻は「女王を拒絶した」と専門家 フロッグモア・コテージ明け渡しの意味とは
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英王室主要メンバーだった時期に暮らしていた英ロンドン近郊ウィンザーのフロッグモア・コテージを、仲の良いユージェニー王女夫妻に明け渡したとされるヘンリー王子とメーガン妃。エリザベス女王らに報告していなかったとも英メディアが伝え、波紋が広がっているが、専門家は「女王を拒絶し、英国との最後のつながりを断った」と記している。英紙が伝えている。
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「母国との最後のつながりを断った」と指摘
フロッグモア・コテージはエリザベス女王から提供を受けた住居。それを女王らに伝えることなく、ヘンリー王子の従妹に当たるユージェニー王女夫妻に明け渡したとなれば、これは何を意味するのだろうか。英大衆紙「デイリー・スター」によると、王室コメンテーターのダニエラ・エルザー氏は豪メディア「news.com」で、ヘンリー王子とメーガン妃は「エリザベス女王を拒絶」し、フロッグモア・コテージを明け渡したことによって「英国との最後のつながりを断った」と主張した。
エルザー氏によれば、フロッグモア・コテージは王子と妃が結婚するにあたって「物事がうまくいくように」するための女王の努力を示すものだったという。「サセックス公爵(ヘンリー王子)夫妻はケンジントン宮殿内に自宅をかまえたくありませんでした。ケンブリッジ公爵(ウイリアム王子)一家の隣には。のちに分かったことですが、彼らの仲はうまくいっていませんでした」と記している。
ヘンリー王子夫妻は婚約後の2017年秋からロンドンにあるケンジントン宮殿内のノッティンガム・コテージに住んでいた。ケンジントン宮殿にはウイリアム王子一家が暮らす。女王は両家の関係なども考慮した上で、フロッグモア・コテージをヘンリー王子夫妻に譲渡することを決断。夫妻は約3億3000万円の公金をつぎ込んで改修し、2019年春に移住した。
「女王が彼ら(ヘンリー王子とメーガン妃)にフロッグモア・コテージを与え、改修を認めました。当時5つの棟に分かれていたものを素敵な新居に改築しました。つまり、この家は2人にとって事がうまく進むように女王がどれほど配慮したのかを示しています。母国との最後の深い感情的なつながりを断つことは女王、ロイヤルファミリー、英国を拒絶したととらえざるを得ません」
女王の厚意によって与えられ、自分たちの好きなように改修した家を明け渡したヘンリー王子夫妻。そうとらえられても仕方ないだろう。
(Hint-Pot編集部)