料理・グルメ

長ネギの“青いところ”捨てないで! ぬめりには食物繊維も おいしく使い切る5つの活用術

著者:市川 千佐子

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旬の長ネギ。余りがちな“青いところ”捨てていませんか?【写真:市川千佐子】
旬の長ネギ。余りがちな“青いところ”捨てていませんか?【写真:市川千佐子】

 寒くなってきて鍋物には欠かせない長ネギ。一年中出回っていますが、今がまさに旬。余すところなく使い切りたいところですが、白いところだけ使って青い部分が余りがち、なんていうことありませんか? 青いところも栄養豊富なので、捨てずに使い切りましょう。人気料理家の市川千佐子さんが、長ネギの青い部分をさまざまなお料理に生かすコツをご紹介します。

 ◇ ◇ ◇

切り方や加熱の工夫 無駄なく使い切る方法とは

 長ネギの白い部分は土の中で育つため、白くてやわらかく何にでも使いやすいです。それに対して、青いところは土から上に伸び、日に当たって緑色になり固くなりがち。また、青いところの内側にあるぬめりが気になるという方も。しかし、ぬめりには食物繊維が含まれているため、取らずに使うのがおすすめ。

 青い部分は多少の青臭さやクセはありますが、香りや辛みが強いので、ネギ好きにはたまらない部位でもあります。鮮やかな緑が料理の彩りにも。青いところを上手に使い切る、5つの方法をまとめました。

 
【長ネギの青い部分5つの活用術】

1、魚や肉を煮る時の臭み消しに
 煮魚や煮豚などを作る時に、5cmほどに切った青い部分を加えて一緒に煮ます。ネギの香りが、魚や肉の臭みを抑えてくれます。

 

2、炒め物、汁物に入れる

小口切り(左)と斜め切り(右)。よく火を通して食べやすくするのもポイント【写真:市川千佐子】
小口切り(左)と斜め切り(右)。よく火を通して食べやすくするのもポイント【写真:市川千佐子】

 緑色が濃く太めのところは特に固めなので、繊維を断ち切るように小口切りか斜め切りにします。炒め物、汁物を作る時に加え、よく火を通すと食べやすくなります。焼きそばやお好み焼きにもおすすめです。

 

3、鮮やかな色を生かし、料理の彩りに使う

小口切り(左)と細切り(右)。上級者に見えるひと手間【写真:市川千佐子】
小口切り(左)と細切り(右)。上級者に見えるひと手間【写真:市川千佐子】

 緑色が薄く細めの部分は、小口切りや細切りにして盛り付けた料理にのせると、彩りが良くなります。

 
4、香りと辛味を生かし、タレに加える
 粗みじん切りにして、市販の焼肉のタレやドレッシングに加えれば、フレッシュな香りがプラスされます。

 
5、使いやすく切って冷凍保存
 5cmの長さや小口切り、粗みじん切りなどに切ってから、それぞれラップに包みます。それを冷凍保存しておけば、必要な時にすぐに使えます。冷凍することで細胞が壊れ、加熱した時にやわらかくなることも期待できます。

 
 食感の悪さは切り方で解消! これからますます甘みを増していく長ネギですが、冷蔵庫でしなびてしまう前に、無駄なく使い切りましょう。

(市川 千佐子)