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漫画

イヤイヤ期の娘に困り果てた時に現れた“救世主”のスマートさに6万人がしびれた! 「何てエレガントな…」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン。道端に寝そべる長女の前に現れた人物とは?【画像提供:おやま(@oyamaoyadayo)さん】
漫画のワンシーン。道端に寝そべる長女の前に現れた人物とは?【画像提供:おやま(@oyamaoyadayo)さん】

 自我が芽生え始め、何でも「嫌」「ダメ」と言って反抗する“イヤイヤ期”。“魔の2歳”と称されるほど言うことを聞かず、パパやママの手を焼かせます。道端に寝そべり、歩くのを断固拒否し始めた女の子。困り果ててしまった夫婦の前に、思いがけない1人の“救世主”が現れたエッセイ漫画が話題を呼んでいます。そのあまりにスマートな手の差し伸べ方に「こんな人になりたい」と羨望の声があふれました。作者のおやま(@oyamaoyadayo)さんに話を聞きました。

 ◇ ◇ ◇

ピンクのコートを着たマダムのようになりたい人が続出

 4歳、2歳、1歳の3人きょうだいの子育て中だという、おやまさん。これは現在4歳になる長女が、イヤイヤ期真っ只中で体験した出来事なのだとか。

 家族で買い物に出かけた帰り道のこと。疲れてしまったのか、突然道端に寝そべり、動かなくなってしまった長女。おやまさんは諭したり、お菓子を出したり、あの手この手で立ち上がらせようとしますが、長女は嫌がるばかり。

 そこへやって来た“救世主”――それは何とピンクの帽子とコートが印象的な、上品なマダムでした。「良かったら私と一緒に歩いてくれないかしら」。そんなエレガントなお誘いに、さっきまでの嫌がりぶりが嘘のように、ピョコっと立ち上がりマダムと歩き始めるのでした。

 あまりにスマートなマダムの立ち振る舞いに、称賛の声が殺到。「ピンクの精のようにはなれない私」「伝え方はいろいろあるんだなって思うと同時に、心の素敵な方って、自分も幸せを感じながら相手にも幸せを感じさせてくれるんだなってのが伝わります」「知らない子の心を掴むのが上手な人がいるんだ。すごいな」「こういう方を『貴婦人』というのでしょうね」「何てエレガントな……」など、たくさんのコメントが寄せられました。

育児以外の趣味も大切 作者の考える“イヤイヤ期”を乗り越えるコツとは

 作者のおやまさんに作品についてお聞きしました。

Q.今回の漫画を描こうと思ったきっかけや理由を教えてください。

「この出来事は2年半くらい前のことなのですが、先日急に思い出して、忘れないうちに漫画にしたいなと思って描きました」

Q.ピンクのコートの女性と別れてからの娘さんの様子に変化はありましたか?

「歩いたのは5分くらいだったのですが、別れてからはすっかり機嫌が良くなり、ちゃんと歩いて家に帰れました」

Q.イヤイヤ期を乗り越えるコツは何だと思いますか?

「子育て以外の趣味に没頭することだと思います。なかなか時間は取れないですが……。ずっと育児にだけ向き合っているとしんどいので、何か楽しいことを見つけながら、時間が過ぎるのを待つのがいいのではないでしょうか!」

Q.心に残った感想を教えてください。

「『こんな人になりたい』という感想が多いのが意外でした。(マダムが作中で駅前タワーマンションに帰っていくため)『タワマンに住みたい……』という素直な反応もたくさんありましたね(笑)」

(Hint-Pot編集部)