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エリザベス女王が初めてのバーチャルコンサート 結婚73周年を記念したサプライズににっこり
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エリザベス女王はこのほど、ボランティア活動を通じ社会問題の解決に貢献した人物を表彰する「コモンウェルス・ポインツ・オブ・ライト・アワード」のビデオ通話に出席。3人の受賞者と会話を交わした。その中で、先日迎えた結婚73周年を子どもたちからお祝いされる一幕があったという。英紙が伝えている。
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キプロスの45人の子どもたちが「セレナーデ」を演奏
英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、女王は現地時間29日、英連邦の3人のボランティア、レン・ピータースさん、ルイ・サントスさん、ニコレッタ・ポリドロウさんとビデオ通話を実施。「皆さんの話が聞けて光栄に思います。皆さんがしていることは、素晴らしい仕事だと私は思います」とそれぞれの社会貢献を称賛したという。
このビデオ通話の中で、キプロスで音楽活動を通じたボランティアを行うポリドロウさんとの会話の最中、ある“サプライズ”があった。ポリドロウさんの生徒45人が、女王の結婚73周年を記念してお祝いの演奏を披露したのだ。
これについて同紙は、「たくさんの生徒たちが女王にセレナーデを演奏し、これは女王にとってロックダウン下における初めてのバーチャルコンサートになった」と表現。演奏後には「女王陛下、結婚記念日おめでとうございます」とお祝いのメッセージを受けたという。
また、モザンビークのサントスさんからは新型コロナウイルス感染予防のためのマスクのプレゼントがあった。社会貢献を称えるためのボランティアとのビデオ通話は、女王にとってうれしいひと時となったようだ。
(Hint-Pot編集部)