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ダイアナ元妃からキャサリン妃に継承の婚約指輪 約40年で14倍の5400万円に 王室で最も高価
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ダイアナ元妃にチャールズ皇太子から贈られたダイヤモンドとサファイアの婚約指輪は、キャサリン妃へと受け継がれた。皇太子が購入した当時の価格は2万8000ポンド(現在のレートで約388万円)だったが、現在は39万ポンド(約5400万円)の価値があると、調査で分かった。一方で皇太子と再婚したカミラ夫人の婚約指輪の価値は10万ポンド(約1400万円)だという。英紙が伝えている。
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カミラ夫人の婚約指輪は約1400万円の価値
英紙「デイリー・エクスプレス」によると、ジュエリーの小売業者「Est1897」が分析した結果、ダイアナ元妃のサファイアのオーバルカットリングはカミラ夫人に贈られた婚約指輪よりも価値が高いことが判明。英王室で最も象徴的で、最も高価な婚約指輪のようだ。
ダイアナ元妃に贈られた婚約指輪は、チャールズ皇太子が王室御用達のジュエラー「ガラード」で1981年に2万8000ポンドで購入。それから約40年の月日を経て、価値は約14倍になったことになる。
一方、カミラ夫人に2005年に贈られた婚約指輪はエリザベス女王の母であるエリザベス王妃(クイーン・マザー)から受け継がれたもので、英王室の家宝とされる。長い間、王室内で最も価値のあるものとされてきたが、5カラットのエメラルドカットの指輪の価値は10万ポンドだった。
キャサリン妃が現在着ける指輪は、再び話題になっているようだ。英王室を描いたドラマ「ザ・クラウン」シーズン4で、チャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚当時の模様が取り上げられたことで視聴者からの問い合わせが殺到。今回の調査を担当した英ロンドンの宝石店「Taylor and Hart」によると、この指輪のレプリカの購入希望は300%も増加しているという。
ちなみにエリザベス女王の婚約指輪は12万5500ポンド(約1700万円)の価値があるとされている。オールドヨーロピアンカットの3カラットのダイヤモンドがセンターストーンで、周りに小さなダイヤがあしらわれている。フィリップ殿下が自らデザイン、ダイヤモンドは殿下の母親のティアラから拝借している。また、ヘンリー王子からメーガン妃に贈られた婚約指輪は13万4500ポンド(約1900万円)の価値があるという。
(Hint-Pot編集部)