ねこの引き取り数や処分数は年々減少傾向にあるものの、たくさんの保護ねこが今も里親が迎えに来てくれるのを待っています。今回ご紹介するのは、大阪にある保護ねこカフェ・ウリエル（@Uriel0707Uriel）からトライアルでやってきた、実のきょうだいねこ「えのき」くんと「しめじ」ちゃん。血がつながっているだけあって、2匹は毛質も行動もそっくり。2匹をお迎え予定のはると（@tomeji1106）さんに話を聞きました。

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トライアルでお迎え中のえのきくんとしめじちゃん

　ベンガル柄がキュートな2匹の子ねこ。ブルーの首輪をしているのが、えのきくん。そして、赤い首輪がしめじちゃんです。現在、生後2か月半。名前は元々いた保護ねこカフェ「ウリエル」で付けてもらったものを、かわいらしかったのでそのまま使っているのだとか。

　はるとさんによると、当初はしめじちゃんだけをお迎えする予定だったそう。ところが、実際に見学に行ってみると、はるとさんはしめじちゃんだけでなく、えのきくんにも一目惚れしてしまいました。すると、隣にいたご主人が「それなら2匹で」と言ってくれたこともあり、どちらも希望を出すことに。こうして無事2匹ははるとさんのおうちへ、トライアルへとやってきたのでした。

「保護ねこカフェからねこをお迎えするのは初めてでしたが、えのきとしめじがあまりに人に慣れているのに、まずびっくりしました。2匹一緒だったせいもあるのか、初日から当たり前のように過ごしていましたね」

　実ははるとさんのお宅には、気まぐれでマイペースな5歳の「トメ次」くんと、怖がりだけど好奇心旺盛な生後9か月の男の子「がじゅまる」くんという、2匹の先住ねこがいます。特にがじゅまるくんは、子ねこたちのお世話をしてくれる優しいお兄ちゃんの一面を見せているようです。

　えのきくんとしめじちゃんは、お兄ちゃんたちに対してもすぐに心を開いたそう。こうしてお兄ちゃんたちに見守られながら毎日、家中を大冒険しています。

　息がぴったりな2匹の愛らしい姿は大きな反響を呼び、「もう目がとろけそうだわ」「癒やしだわ」「子猫の時のフワフワの毛並みまで同じなのがたまりません」など、たくさんのコメントが寄せられました。

　実は2匹には他にも「しいたけ」くん、「まいたけ」くん、「エリンギ」くんというきょうだいがいるそう。5匹ともウリエルに保護されていましたが、エリンギくんはすでに無事里親が見つかり、現在は「スー」くん（@eringi_uriel_11）として暮らし始めています。みんな末永く幸せに暮らせますように。

（Hint-Pot編集部）