どうぶつ
貫禄たっぷりの保護ねこ 飼い主さんとのツーショット撮影で「虚無」の表情に 「1歳でこの重鎮オーラ」
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何とも言えない不思議な魅力の保護ねこ「もんた」くん。その日常が「ゆるーく」綴られているツイッターは、開設から1か月足らずにもかかわらず大人気です。もんたくんからふと飛び出す、まるで人間のような表情はクセになる愛らしさ。飼い主さんとツーショット写真を撮影しようとした際に見せた「虚無」の表情は、特に大きな話題となりました。もんたの日常(@montanonichijo)さんに、お迎えした経緯や独特な表情について話を聞きました。
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飼い主さんが一目惚れしたもんたくん 名前は顔を見て直感で決定
“半開き”の目で前を見つめるもんたくん。貫禄たっぷりに見えますが、まだ1歳3か月の男の子です。保護主が集まって開催される譲渡会で飼い主さんが一目惚れし、すぐにお迎えすることを決めたそう。イメージにぴったりの名前は、もんたくんの顔を見て直感で決めました。
性格はおっとりとしたのんびり屋さん。そのスローさゆえに母ねこに付いていけず、1匹でいたところを保護されたのだとか。飼い主さんによると、もんたくんは「すべての動きが他のねこの1/3のスピード」だと言うから驚きです。
また、実は「ちょっとビビり」な一面も。お迎えした初日は、ソファの下に隠れて、その場からまったく動かなかったといいます。しかし、もんたくんは徐々に飼い主さんの愛情を感じ始めたのか、日が経つにつれてソファの下から顔を出すように。今ではお散歩に付いてきたり、そばで寝たりするなど、甘えてくるようになりました。
「今に至るまで、時間の経過とともにもんたが変化していく様子が一番の思い出です」
と話す飼い主さん。日々、動画や写真をSNSやYouTubeチャンネル「もんたの日常」でも投稿し、日々記録していますが、最近になって、もんたくんと一緒に写った写真がほとんどないことに気が付いたそうです。
そこである日、「思い出に素敵な写真を」と、ツーショットの自撮りを撮影しようと思い立った飼い主さん。もんたくんを片手で抱っこし、鏡にカメラを向けて撮影します。いつも通り“されるがまま”でおとなしく撮影されるもんたくん。飼い主さんはバッチリ決まった! と思いきや……撮影した3枚の写真をよくよく見てみると、とんでもない表情を浮かべていたそうです。
かろうじてカメラの方は向いているものの、いわゆる“ジト目”状態。3枚目の写真は、焦点も合っているのか危うい様子です。この写真は8万件を超える“いいね”が集まる大反響に。「目にしっとりとした悟りを感じる」「まだ1歳でこの重鎮オーラは只者ではない…」「無…ですね」「魂が抜けたような顔してかわいい」などとさまざまなコメントも寄せられました。
あまりにインパクト大な表情ですが、この時のもんたくんはどんな気持ちだったのでしょう? 飼い主さんに表情を読み解いてもらったところ……「虚無」と表現してくれました。抱きかかえられてのツーショット写真撮影で「虚無」とは、やはりなかなかの大物のようです。
(Hint-Pot編集部)