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エリザベス女王の愛犬が天国へ 現在の心痛ぶりを情報筋が明かす 残るは1匹のみに
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愛犬家として知られるエリザベス女王。だがこのほど、愛犬「バルカン」の死という悲劇に見舞われてしまった。バルカンはウェルシュ・コーギー・ペンブロークとダックスフンドの交配種であるドーギー犬。死因は不明だが、この死により女王に残された犬は1匹だけに。王室関係者によると、女王は悲しんでいるという。英紙が伝えている。
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2016年に女王とともに雑誌の表紙を飾ったドーギー犬の「バルカン」が死亡
ウイリアム王子とキャサリン妃の愛犬に続き、エリザベス女王の愛犬もこの世を去ってしまった。英大衆紙「ザ・サン」などによると、女王の愛犬・バルカンは数週間前にウィンザー城で亡くなり、埋葬されたとみられている。王室関係者によると、女王の悲しみは深く、「愛したペットを亡くすことによる悲しみは明らかです」と述べている。
バルカンは少なくとも2007年から女王のもとで暮らしていたという。バルカンの死により、女王に残された犬は同じくドーギーの「キャンディ」だけになった。バルカンとキャンディは2016年に米雑誌「ヴァニティ・フェア」の表紙を、女王とともに飾っている。
女王はコーギー犬の愛好家として知られ、これまでに計30匹以上を飼育。18歳の誕生日にプレゼントとして贈られた「スーザン」の血筋を絶やさないように育て、「モンティ」「ウィロー」「ホリー」の3匹は2012年ロンドン五輪開会式の映像に女王とともに出演して話題を呼んだ。しかし、2018年4月にスーザンから数えて14代目の「ウィロー」を失い、その直後には女王にとって最後のコーギーだった「ウィスパー」も亡くなった。
今回亡くなったバルカンと最後の1匹となったキャンディは、ドーギーウェルシュ・コーギー・ペンブロークと女王の妹であるマーガレット王女が飼っていたダックスフンドの血筋が混じった交配種、ドーギー犬だ。現在94歳の女王は、自身が亡くなった後に犬を残したくないという理由で2018年に繁殖をやめたという。関係者は「犬を飼ったことがある人なら、亡くなることがどんなに悲しいか分かるでしょう」と、女王の胸中を推し量っている。
(Hint-Pot編集部)