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義理の家族との初旅行で涙を流した女性 その理由にほっこり 「愛だ、愛だな…」
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結婚すると、さまざまな場面で互いの生活習慣や価値観の違いに、カルチャーショックを受けることがあります。夫の家族と旅行した際、自身の持つイメージとの大きな違いに驚いたという女性のエッセイ漫画が話題となっています。LINE公式メディア「Chammy」で連載中の漫画家・枇杷かな子(@BiwaAmazake)さんに話を聞きました。
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「ただ楽しいだけの家族旅行がある」 結婚して初めて知ったこと
LINEスタンプも人気の“おたま”がしゃべる癒やし系漫画「おたまと一緒に」で知られる枇杷さん。最近では、インスタグラム(kanakobiwa)などのSNSを中心に、子どもの頃の祖母との思い出や、夫についてのことを、優しいタッチで描き発信しています。
交際期間を含めると15年の付き合いとなる夫とは、現在結婚9年目。今回話題となったのは、結婚して間もない頃にした、義理の家族との旅行に関するエピソードでした。
枇杷さんは「夫家族との旅行と、自分の経験していた家族旅行の違いに驚いた」ことを描きたかったそう。実は枇杷さんにとって家族旅行とは、すべてが楽しいものというわけではありませんでした。良い思い出はあるものの、父の機嫌次第で時に空気がピリッと冷たくなることが当たり前だと感じていたといいます。
そのため、夫の誘いで義理の両親たちと一緒に旅行することとなった枇杷さんは終始、緊張。最初は楽しくても、いつかこの温かな空気が壊れてしまうのではないか……。時に疑心暗鬼になっていたそう。しかし、優しい家族に囲まれ、いつの間にか最後まで楽しく旅行をすることができました。
そして帰路に就く時になって初めて、家族で笑い合い、誰も怒るのことのない「ただ楽しいだけの家族旅行がある」ということに気が付いたのです。それは帰りたくなくて、涙を流すほど素敵な思い出となりました。
漫画は大きな反響を呼び、「愛だ、愛だな…」「幸せでたまらないんですね」「いい人にめぐり合えて、いい家族にめぐり合えて、良かった、本当に良かった」など、枇杷さんと夫の幸せを祝福する声が。また、一番多かったのは、自分自身も枇杷さんと同じように、幼い頃の旅行に対してあまり良い思い出を持っていないという共感のコメントでした。
「同じような経験をされていた方からのご感想が多く、自分だけではなかったことにとても驚きました」と枇杷さん。これまで家族旅行では緊張しっぱなしだった枇杷さんでしたが、夫婦での旅行では緊張したことがまったくないそう。どれもとても楽しい思い出となっているそうです。
(Hint-Pot編集部)