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地元の人がよく食べるご当地食品1位は讃岐うどん チーズとの斬新なコラボ案も
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在宅時間が長くなり、日々の食事に対する関心も高まっていることから、地域の生産物をその地域で消費する「地産地消」がクローズアップされています。おいしく食べることで地元を応援できるのなら大歓迎ですよね。全国のご当地食品などについての調査を見たところ、米や納豆など全国的知名度を誇る食品がずらり。また、チーズとご当地食品の斬新なコラボ案も続々と寄せられていました。
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ご当地食品が魅力的な都道府県は「北海道」
楽天株式会社は2020年10月~11月、全国47都道府県の10~80代の男女100人ずつ計4700人に「ご当地食品とチーズに関する調査」を実施しました。
まずは食品の地産地消について尋ねたところ、「意識している(18.7%)」と「どちらかというと意識している(37.9%)」を合わせて約6割の人が意識しているという結果に。また、意識していると回答した人に「感じるメリット」を尋ねたところ、「食材が新鮮でおいしい(72.1%)」が最も多く、次いで「自分が住む地域への貢献になる(60.5%)」「生産者が分かるため安心感がある(56.7%)」と続きました。
では実際に、各都道府県では何が「ご当地食品」として人気なのでしょうか。トップ3は以下の結果になっています。
【その地域に住む人がよく食べているご当地食品ランキング】
1位「讃岐うどん/香川県」95.0%
2位「餃子/栃木県」92.0%
3位「米/新潟県」90.0%
また、お米を毎日の主食としているご家庭は多いでしょう。ご当地食品を食べる頻度に関する設問でも、3位の新潟県は週に1回以上食べている人の割合が最多でした。
【各都道府県で自分が住む地域のご当地食品を食べる頻度&最もよく食べているご当地食品】
1位「新潟県」91.0%&「米」90.0%
2位「茨城県」67.0%&「水戸納豆」82.0%
3位「青森県」64.0%&「リンゴ」70.0%
いずれも全国的な知名度を誇る食品となりました。地元だけに生産者が多く、種類も豊富なことなどが理由として考えられます。また、生産物によっては鮮度や価格にも他都道府県と差があるのかもしれませんね。では、ご当地食品が最も魅力的だと思う都道府県はどこでしょうか?
【ご当地食品が最も魅力的な都道府県ランキング】
1位「北海道」17.6%
2位「福岡県」6.3%
3位「大阪府」5.7%
確かに北海道は、デパートなどでの「物産展」が常に大人気ですよね。北海道の魅力的なご当地食品(自由回答)では、「トウモロコシ」「ジンギスカン」「石狩鍋など海鮮を使った料理」「ジャガイモ」「みそラーメン」「ウニ・イクラ」「スープカレー」「チーズ・牛乳などの乳製品」といった回答が寄せられました。