「五郎島金時の焼き芋にのせる」ご当地食品＋チーズのお手本は？

　また、この調査では北海道のご当地食品でランクインしたチーズについても深掘りしています。「おうち時間の増加でチーズを食べる頻度は増えた？」と尋ねたところ、「増えた（4.6％）」と「どちらかというと増えた（15.1％）」を合わせると約2割の人が「増えた」と答えました。

　その理由として最も多かったものは「ちょい足ししやすいから（47.9％）」。チーズと一口に言ってもさまざまな種類があるため、それぞれの料理に合うチーズが好みで選べることも、食卓に上がりやすい理由の1つかもしれません。2位以下は「栄養価が高いから（45.9％）」「冷蔵庫に入っていることが多いから（45.1％）」と続きました。

　そこで気になるのが、全国のご当地食品との相性。最もチーズと相性が良さそうなものを尋ねてみました。

【チーズと相性が良いと思うご当地食品ランキング】
1位：「スープカレー/北海道」（12.5％）
2位：「お好み焼き/広島県」（8.3％）
3位：「もんじゃ焼き/東京都」（7.8％）

　ランク外ではありますが、福岡県・門司港のご当地メニューとして有名な「焼きカレー」のように、カレーとチーズの相性は間違いなくバッチリですよね。また、自由回答でご当地食品とチーズのおいしい組み合わせを募ったところ、以下の回答が寄せられました。

「ご当地パンに溶けるチーズをのせてオーブンで焼く」（岩手県・69歳女性）
「釜揚げうどんにバターと粉チーズをかけてカルボナーラ風」（香川県・51歳男性）
「鳥モツの上にとろけたチーズをかけて食べる」（山梨県・73歳女性）
「五郎島金時の焼き芋にのせる」（石川県・72歳男性）
「クリームチーズに刻んだいぶりがっこを混ぜてパンやクラッカーに塗って食べる」（秋田県・47歳女性）
「餃子の中にチーズを入れるとおいしいし子どもも喜ぶ」（栃木県・30歳女性）
「富士宮焼きそばにとろけるチーズをかけて食べる」（静岡県・28歳女性）

　どれも試してみたくなるものばかり！　皆さん、ご当地食品とチーズでさまざまな味を楽しんでいるようですね。地産地消を根付かせるには、義務感ではなく、おいしく楽しみながら続けることが一番でしょう。これを機に、ご当地食品の新規開拓やアレンジ法の考案にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

（Hint-Pot編集部）