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子どもに絵本を贈る「ブックサンタ」がコロナ禍で受け取り希望殺到 あなたも誰かのサンタクロースに

著者:Hint-Pot編集部

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 家庭環境が困難な子どもたちのもとをサンタクロースが訪問し、本をプレゼントする社会貢献プロジェクト「ブックサンタ2020」が今年も開催されている。4年目の今年はコロナ禍からプレゼント受け取り希望の申し込みが殺到。運営事務局では、昨年の約3000人を大きく上回る1万人の子どもたちのもとへ本を届けるべく、本の寄付を呼びかけている。

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コロナ禍で受け取り希望が増加 目標冊数を1万冊に上方修正

「ブックサンタ」は、参加書店などで購入した本をそのまま寄付するというシンプルなチャリティ。預けられた本はボランティアサンタの手により、厳しい家庭環境に置かれている子どもたちのもとへ届けられる。実施期間は12月24日(木)までで、プレゼントはクリスマスの前後にかけて子どもたちの手に渡る。

 主催するNPO法人「チャリティーサンタ」の担当者によると、今年はコロナの影響で困窮している家庭も多く、プレゼント受け取り希望の応募数は倍増しているという。

「個人での申し込みが昨年の約2倍、支援団体は昨年の約60団体から200以上と想像を上回る数になっており、すべてには対応し切れない状況。当初の目標は8000冊でしたが、最近に入って1万冊に上方修正しました」

 そう聞くと、「ここはぜひ協力を」と考えるだろう。参加方法は簡単だ。ウェブサイトから参加書店を探し、本を購入する際にレジで「ブックサンタに参加したい」と伝えるだけ。子どもの頃に読んで感銘を受けた絵本などを選べば、さらに思いも込められる。また指定のウェブ書店やクラウドファンディングサイトからも参加可能だ。(詳細は下記参照)

 子どもと接するボランティアサンタも、トレードマークの白ヒゲに加えてマスクと手袋で感染対策を徹底。大一番の日に備えているという。

「子どもたちのサンタへのイメージを守るためかなり本格的な白ヒゲをつけるんですが、これが結構なボリュームで……。マスクの紐で締め付けられて耳が痛くならないよう、紐に取り付けるアジャスターを大量発注しました」

 また、例年クリスマス直前になっての寄付が最も多いが、物流の関係で仮に24日だと団体のもとに届くのが1月になってしまうそうだ。さらに今年はコロナ禍の影響で、連携する団体から「食料などの支援品を郵送で届ける時に、形に残る子どもへのプレゼントとして同封したい」という申し出も多いと言う。「一部がクリスマスには間に合わなくても、必ず子どもたちに届けるため、協力をお願いします」と呼びかけている。

 街にクリスマスソングの流れ始めたこの頃、あなたも誰かのサンタクロースになってみてはいかがだろう。早速書店に走ってみたい。

 
【ブックサンタへの参加方法】
以下3つの場所で、本を寄付(購入)することができます。

1 全国36都道府県 307書店
https://booksanta.charity-santa.com/bookstore
2 オンライン書店 Honya Club .com
https://www.honyaclub.com/shop/pages/booksanta_list.aspx?affiliate=santatp
3 クラウドファンディングCAMPFIREのページ
https://camp-fire.jp/projects/view/341530

(Hint-Pot編集部)