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ヘンリー王子とメーガン妃 新たなプランがまたも物議 独自賞創設でエリザベス女王の表彰と丸かぶり?
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ヘンリー王子とメーガン妃が、独自の賞を創設する計画を進めていることが分かった。設立予定の新財団「アーチウェル」の活動の一環として、自分たちが関心のある分野で活躍している企業、団体、個人を対象に表彰するという。ただ、英王室が授与する「大英帝国勲章」と似通っているとして、「競合する恐れがある」と英紙は指摘している。
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新財団の定款申請に「独自賞の設定」が含まれている
英大衆紙「ザ・サン」によると、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻は独自の賞制定プランを進めている。提出された書類によると、対象となるのは「慈善事業、教育、科学、文学、反人種差別、性の平等、環境保護、健康とメンタルヘルス」など。
これらの分野で秀でた実績を残した企業、団体、個人を夫妻が表彰するそうだ。受賞者には勲章などが授与されるとみられているが、具体的な内容については明らかになっていないという。
3月に提出されたヘンリー王子とメーガン妃の新財団「アーチウェル」の定款申請は米国当局から「曖昧で(夫妻の)署名がない」との理由で却下。具体的な活動を提示するよう求められていた。
今回再申請された定款の中に「独自賞の設定」が含まれている。提出書類は現在、審査中だという。
ただ、“懸念材料”もある。英王室が年に2度、国家に貢献した者に対して授与する「大英帝国勲章」との類似性があるとし、「サン」紙は「競合の恐れがある」と指摘している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)