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2020年平均収入ランキング 年代が上がるにつれ男女の格差広がる 都道府県別1位は?

著者:Hint-Pot編集部

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調査で明らかになった、給与に関する事情とは?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
調査で明らかになった、給与に関する事情とは?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 給与に関する希望や不満は、転職の動機にもなりやすいものです。同じ内容で少しでも高くなると聞けば、やはり心は揺れますよね。大手転職サービスが毎年実施している「平均年収ランキング2020」によると、全体の平均年収は409万円で2019年度よりプラス1万円の結果に。また、都道府県別の1位は「東京都」でした。コロナ禍を受けて2021年度はどう変化するのか不安な気持ちはありますが、まずは結果の詳細を見てみましょう。

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女性・男性ともに職種別は専門職が独占

 パーソルグループのパーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」はこのほど、「平均年収ランキング2020」を発表しました。対象データは2019年9月から2020年8月の間に「dodaエージェントサービス」に登録した約40万人から、正社員として働く20歳~65歳までです。

 まず、全体の平均給与は409万円という結果になりました。次に、女性の職種別ランキング(全163職種)を見てみると、専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)に関する職種がトップ3を独占する結果に。

 
【職種別:女性の平均年収ランキング】
1位「戦略/経営コンサルタント」(607万円)
2位「業務改革コンサルタント(BPR)」(601万円)
3位「リスクコンサルタント」(599万円)

 
 1位「戦略/経営コンサルタント」は2019年度には3位でしたが、31万円アップで今年は首位に輝きました。企業や団体などの経営や運営を分析する職業であり、基本的には依頼によって業務が発生します。クライアントとなる企業や団体と対象となる市場を深く知った上で方針を打ち出し、結果まで含めたすべてで能力を判断されることが多いようです。このため、プレッシャーも大きいと考えられるでしょう。

 また、全体の職種別でもトップ3は「専門職」となりました。女性のランキングと異なる点は、同じ専門職でも金融系が多いことです。

 
【職種別:全体の平均年収ランキング】
1位「投資銀行業務」(819万円)
2位「運用(ファンドマネジャー/ディーラー)」(748万円)
3位「戦略/経営コンサルタント」(724万円)

 
 投資に関する業務の多くは“目に見える利益を上げる”というゴールが明確で、世界中にアンテナを張りめぐらせてチャンスをうかがうことも日常。このため、体力があるうちに稼いで早期リタイアする人もいるといいます。「長く安定して働きたい」といった理想がある人には、性別を問わずマッチしないと考えられます。