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カミラ夫人の表情に見える「不安の増大」を専門家が指摘 王室ドラマの誹謗中傷と公務の負担増が影響?
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王室ドラマ「ザ・クラウン」シーズン4が配信されてはや1か月。チャールズ皇太子とダイアナ元妃の険悪な結婚生活を描き物議を醸していることに加え、次期国王とカミラ夫人の不倫も克明に描かれ、皇太子夫婦に対する風当たりが厳しくなっている。そんな状況下で、夫人の表情にも明らかな変化が現れていると専門家が指摘した。英紙が報じている。
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皇太子と話をする時の様子が「極端」だという
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、ボディランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏が、現地時間8日にウィンザー城で行われた公務について分析。エリザベス女王をはじめとする王室主要メンバーが勢揃いした場でのカミラ夫人の表情を見て、「不安が増大している」と語ったという。
当日は、チャールズ皇太子も夫人の傍らにいたが、夫と話をする時の仕草について、ジェームズ氏は「話しかけられた時には笑顔を見せ、ユーモアを交えて受け答えをしています。しかし、その様子が極端にも思えます」と解説。夫人の抱える不安が「ますます大きくなっている」と結論付けた。
また、王室内での輝きを増すキャサリン妃や、落ち着きある振る舞いが評判のソフィー妃と比べ、夫人の自信が「低下しているように思えます」とも指摘している。
さらに同氏は、ヘンリー王子夫妻とアンドリュー王子が主要メンバーから不在となっている点にも言及。3人がいないことで、「チャールズ皇太子夫妻とウイリアム王子夫妻でその穴を埋めなければならない状態になっている」とし、公務の負担が増えたことが夫人に影響を与えていると示唆したという。
「ザ・クラウン」に関係する誹謗中傷と公務の負担増加。カミラ夫人は、周囲が思う以上に心身ともに難しい状況に置かれているのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)