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簡単で映える! クリスマスメインディッシュ2種 「チキンソテープレート」と「チキンとキノコ、雑穀米のキャセロール」

公開日:  /  更新日:

著者:中塚 真希子

「クリスマスカラーのチキンソテープレート」。トマトのフレッシュなソースが美味【写真:小田島勢子】
「クリスマスカラーのチキンソテープレート」。トマトのフレッシュなソースが美味【写真:小田島勢子】

 おうちのクリスマスをおしゃれに過ごしたい! おうちでもおいしいディナーを食べたい! そんな願いを叶える、米ロサンゼルス在住のナチュラリスト・小田島勢子さんに、クリスマスディナーにぴったりのメインディッシュ2種を教えていただきました。お料理があまり得意でない方や忙しい方でも簡単に作れて、“SNS映え”も間違いなし。アメリカらしい豪快なオーブン料理も伝授。

 ◇ ◇ ◇

LAナチュラリスト直伝! 料理初心者にもおすすめのワンプレート料理

 まずは「家にあるもので手軽にクリスマスディナーを作りましょう!」という目的で考えていただいたレシピから。

「ソースが凝って見えるかもしれませんが、実はこれ、お肉を焼いた後の肉汁でトマトをマリネ、軽く火を通しただけ。私はむね肉を使いましたが、もも肉もやわらかく、ジューシーに仕上がりますよ」

 
○クリスマスカラーのチキンソテープレート

【材料】(2人分)
<A>
鶏肉        2枚(約350~500g)(むね肉、もも肉などお好みで)
太白ごま油     大さじ1
小麦粉       大さじ1(お好みで)
ガーリックパウダー 小さじ1
塩コショウ     適量
<B>
トマト        1個
ガーリックパウダー 小さじ1/2
塩          2つまみ
お好みのハーブ   小さじ1/4(ローズマリー、パセリ、オレガノやタイム)
<C>
サラダ菜やブロッコリーなどお好みの野菜

 
1、鶏肉の両面にガーリックパウダーと塩コショウを振る

Point:小麦粉を茶こしなどで振りながら全体に薄くかけておくと、焼いた時に少しカリッとした食感が増します。

2、フライパンに油(分量外)を引いて熱し、鶏肉の皮目を下にして中火で3分ほど焼く。その後、ひっくり返してフタをし、弱火で5~10分蒸し焼きにする

Point:肉に中まで火が通っているか確認を。竹串がスッと刺さって、なおかつ中から透明な肉汁が流れてきたら、焼けているサインです。料理初心者さんには、お肉の分厚い部分を切り取って見てみるのもおすすめ。勢子さんは、「この辺を切ってサーブするだろう」と目星を付けてから切ることで、チェック跡を目立たなくしているそうです。

3、鶏肉に火が通ったらフタを開け、肉汁が出ていたらボウルに取る。最後に火を中火に戻して皮目を1分、水分を飛ばすように焼く。サラダを盛り付けたお皿に移す

4、ボウルに取っておいた肉汁をフライパンに戻し入れ、5mm~1cmに角切りしたトマトとガーリックパウダー、塩、ハーブを入れて中火で加熱する。トマトが少しクッタリしたところで火を止め、チキンの上にのせて、残りのソースも全体にかけ回す

Point:ソースのトマトは軽く火を通すくらいで、あまりクタクタにせず角切りの形を残した方が、立体感があって見た目良く仕上がります。

 
 チキンをお皿にのせ、トマトのソースをかけて。そこにサラダをのせたら、クリスマスのワンプレートが完成です。添えたサラダはお好みの野菜で。

「写真のサラダには、ルッコラなどのミックスリーフにレタス、キヌアや八穀米を混ぜています。パプリカなど鮮やかな色味を入れるのも、さらに華やかでクリスマスっぽい雰囲気になるのでおすすめです」

 ちなみにドレッシングはお塩とオリーブオイル、レモン汁、バルサミコ酢を野菜の上からそのままかけたもの。「シンプルだけど、これがおいしい!」と勢子さんは太鼓判を押しています。