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簡単で“映える”アメリカ風クリスマス料理 LA在住ナチュラリスト直伝! おしゃれな前菜の作り方

公開日:  /  更新日:

著者:中塚 真希子

3種のクロスティーニ。手前からサーモン、生ハム、ラズベリー【写真:小田島勢子】
3種のクロスティーニ。手前からサーモン、生ハム、ラズベリー【写真:小田島勢子】

 クリスマスといえば、もちろん元は海外の行事。お正月は和風、クリスマスは洋風とそれぞれの魅力を味わう人も多いでしょう。そこで今回は、米ロサンゼルス在住のナチュラリスト・小田島勢子さんに、クリスマスディナーにぴったりの“SNS映え”メニューを教えていただきました。お料理があまり得意でない方や忙しい方でも簡単に作れて、いろいろな味が楽しめる、外国風の前菜の作り方です。

 ◇ ◇ ◇

簡単すぎる前菜! 木のカッティングボードで「3種類のクロスティーニ」

 まずは前菜の「3種類のクロスティーニ」から。勢子さんのポイントは「簡単なのにおしゃれに見えるところ」だそう。

「切ったバゲットを軽く焼いてマスカルポーネを塗り、上に具材をトッピングする。ほら、簡単でしょう?(笑) マスカルポーネチーズは塩気が少なく、具材とマッチしやすいのでおすすめ。手に入りにくければ、クリームチーズでもOKです」

 トッピングは何をのせてもOK。勢子さんのお気に入りはアンチョビだそうですが、今回はサーモンに生ハム、ラズベリーと、赤い具材をチョイス。というのも、そこにハーブなど緑をあしらうと、クリスマスカラーの前菜になるから。

 それでは材料からご紹介しましょう。トッピングの具材は、手に入れやすいものに変えて大丈夫です。例えば、生ハムではなくコンビニのサラミに、ラズベリーの代わりにイチゴをスライスしてもOK。クリスマスカラーを意識しながら、気軽に楽しく作ってくださいね。余ったサーモンや生ハム、ラズベリーは好みの野菜と混ぜ合わせ、サラダにしても!

○3種のクロスティーニ

【材料】
バゲット 1本
マスカルポーネ(クリームチーズでも代用可) 200g程度

 
<サーモンのクロスティーニ>
スモークサーモン 100g程度
黒コショウ    少々
ケッパー     少々(なくてもOK)
ディル      少々(なくてもOK)
エクストラバージンオリーブオイル 少々

Point:サーモンには、ディルとケッパーを合わせます。勢子さんいわく「こちらで少しおしゃれなレストランに行くと、ベーグルの上にクリームチーズとサーモン、ディルとケッパーがのって出てくるため、それを思い出しながら作りました」とのこと。なければ、細かく切ったワケギやパセリでもOKです。

 
<生ハムのクロスティーニ>
生ハム   100g程度
オリーブ  4粒(黒でも緑でも)
黒コショウ 少々
エクストラバージンオリーブオイル 少々

Point:生ハムにはオリーブがおすすめ。ただ、サーモンと生ハムでわざわざ別の薬味を買うのは……という方は、ディルやケッパーを使い回して。あるいは、粗挽きのコショウをかけるだけでも。色味は少し寂しくなりますが、風味や見た目がぐんと良くなります。

 
<ラズベリーのクロスティーニ>
ラズベリー     12粒(カットしたイチゴで代用可)
メープルシロップ  少々
ミントなどのハーブ 適量(なくてもOK)

Point:ラズベリーをのせたものは、メープルシロップをかけるとデザートにもなります。お子さんや甘いもの好きな人には、きっと喜んでもらえるはず。