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余りがちな生ハーブの活用法 米国在住ナチュラリストが教えるホリデー気分アップの楽しみ方とは

公開日:  /  更新日:

著者:小田島 勢子

近所にあるクラフトショップのクリスマスの飾り【写真:小田島勢子】
近所にあるクラフトショップのクリスマスの飾り【写真:小田島勢子】

 米ロサンゼルスの片田舎で夫と娘3人、鶏、豚、犬たちとともに、自然に囲まれた生活を送る小田島勢子さん。発酵食品作りの講師をはじめ、創作料理のケータリング、プロアスリートの身体づくりのアドバイザーなど多分野で活躍しています。今回は、コロナ禍の中でホリデーシーズンを迎えた米国の様子をレポート。また、クリスマスに向けて小田島家では登場が増えるという生ハーブについて、その活用方法をご紹介します。

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クリスマスシーズンも新型コロナに警戒継続中のカリフォルニア

近所にあるクラフトショップに並ぶ、色とりどりのツリー用の飾り。見るだけでウキウキする鮮やかさ!【写真:小田島勢子】
近所にあるクラフトショップに並ぶ、色とりどりのツリー用の飾り。見るだけでウキウキする鮮やかさ!【写真:小田島勢子】

 11月、米国ではホリデーシーズンの到来です。ここロサンゼルスも朝晩が急に冷え込み、紅葉は少ないものの、辺りの動物や虫たちが冬支度を始め、季節の移ろいを感じます。

 我が家の鶏は換羽期に入り、すべて羽が抜け落ちて、新たなふわふわのうぶ毛がちらほらと生えつつあります。この時期は鶏もデトックス時期で、卵を産みません。

 新型コロナウイルスが世界中に広がり、生活のスタイルが大きく変わった私たち人間をよそ目に、自然と動物たちは何も変わらぬ一年の季節を本質に従って生きています。

 さて、こちら人間サイド。米国のホリデーといえば、11月末の感謝祭やクリスマスといった、家族や親戚が集まる大切な行事が控えています。ただ今年は例年と違い、私たちの住むカリフォルニア州は特に感染者数が多いため、家族の集まり事にも厳しい条例が出ています。

 まず、集まる日の14日前から外部との接触を控えることに始まります。当日は家での集まりでも6フィート(約183センチ)の距離を必ず保つこと。食べ物のシェアはせず、自分たちが食べる分の食事は自分たちで準備して持ち寄ること。ホリデー期間中、家の屋内での集まりには1度に2家族まで。もちろん、終始マスク着用がルールです(11月中旬現在)。

 細かい決まりや従うべき項目はまだまだありますが、1つの食卓を囲み、大きな七面鳥やボウルいっぱいのマッシュポテトを豪快にお皿に取り分けることができない状況に、地元のみんなは残念な気持ちでいっぱいのようです。