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ヘンリー王子とメーガン妃 “王室引退”後の総収入は400億円超!? わずか9か月で“大富豪”に

著者:森 昌利

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メーガン妃とヘンリー王子【写真:AP】
メーガン妃とヘンリー王子【写真:AP】

 今年の3月末日で“王室引退”した当初は英国政府からの収入が断たれ、莫大な警備費の支払いなどが不安視されたヘンリー王子とメーガン妃。だが、そんな心配など無用だったようだ。英紙はこのほど、米国に移住した2人がこの9か月間で稼ぎ出した収入を改めて計算。その額は何と2億3000万ポンド(約331億円)で、見込み収入を含めれば2億8000万ポンド(約403億2000万円)に達するというから驚きだ。15億円超ともいわれるサンタバーバラの豪邸に暮らす夫妻は早々と“アメリカンドリーム”を手にしたようだ。

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「薄れゆくロイヤルファミリーとしてのステータスを猛烈な勢いで金銭化」

 英大衆紙「ザ・サン」はこのほど、これまで報じられたヘンリー王子夫妻の収入を再検証。元・英自由民主党議員のノーマン・ベーカー氏による“お裁きコメント”とともに伝えた。ベーカー氏は「And What Do You Do? What The Royal Family Don’t Want You To Know(一体何をしているの? ロイヤルファミリーがあなたに知られたくないこと)」の著者などとしても知られている。

 折しもヘンリー王子とメーガン妃夫妻はスウェーデンの楽曲配信サービス大手「スポティファイ」と複数年契約を結んだばかり。ベーカー氏は「薄れゆくロイヤルファミリーメンバーとしてのステータスを猛烈な勢いで金銭化し、あっという間に大富豪になった」と述べた。では、その収入項目と報じられた契約金額を見てみよう。

<スポティファイ:最低でも3000万ポンド(約43億2000万円)>
 夫妻の新たなオーディオ制作会社「アーチウェル・オーディオ」が交わした複数年契約。2人は今後ポッドキャスト番組を制作し、同サービスを通じて配信する。2018年に米女優エイミー・シューマーが立ち上げたコメディ・ポッドキャストの契約金は100万ドル(約1億400万円)だったという。

<ネットフリックス:1億1200万ポンド(約161億2800万円)プラス成功報酬>
 9月に契約締結。この金額にボーナスは含まれておらず、成功報酬を含むと2億ポンド(約288億円)を超えるケースもあるといわれている。ちなみに、ハリウッドスターたちのネットフリックス・オリジナル映画出演料は、ウィル・スミスが2000万ドル(約20億8000万円)、ライアン・レイノルズが2700万ドル(約28億円800万円)と報じられている。

 2人は今後、ドキュメンタリーや映画、子どもを対象にした教育番組などを制作し、「自分たちが出演することはない」としている。ただ王室を描いたドラマ『ザ・クラウン』の最新作シリーズ4は現在大ヒット中で、ダイアナ元妃のドキュメンタリーも制作中。ロイヤルネタが“ドル箱”となっている今、ベーカー氏は「この類の視聴者をうまく引き入れることができれば、2人の収入はさらに上がるだろう」と述べている。

<講演料:1回当たり最大で76万5000ポンド(約1億1016万円)>
 夫妻は6月、ニューヨークを基盤とする有力事務所「ザ・ハリー・ウォーカー・エージェンシー」と契約。同事務所はバラク・オバマ元米大統領夫妻ら多くのセレブリティとも契約しており、オバマ氏の講演料は1回40万ドル(約4160万円)だという。夫妻の場合はもちろんペアでの出演ということもあるのだろうが、報じられている金額はそれでも破格だ。しかも2人は司会者やモデレーターの決定、観客や共演者の素性の詳細など、出演については細かい要求を出しているともいわれる。

 ベーカー氏いわく、「2人が何を話そうとしているかは定かではないが、ブレネー・ブラウンなら我々に話してくれるかもしれない」とのこと。ブラウン氏は勇気や人間の心の弱さについての研究者で、有名セレブにファンが多い。夫妻は以前、ブラウン氏と親しくしていることが報じられ、特にメーガン妃がファンだという。

<広告、スポンサーなどからの見込み収入:数百万ポンド(数十億円)>
 メーガン妃は先日、自身が投資したヴィーガン専門食品会社「クレバー・ブレンズ」の商品であるインスタントのオーツミルクラテを、米芸能界の大御所、オプラ・ウィンフリーにプレゼントしたとされる。オプラは1920万人のフォロワーがいる自身のインスタグラムで作り方の動画を公開したが、その際に使用された“王冠”の絵文字に英王室が難色を示したことも報じられた。ベーカー氏は「オプラにクレバー(Clevr)・ブレンズコーヒーの売り込みを手伝ってもらったが、綴りはクレバー(clever)ではなかった」とこの点をチクリと指している。

 以上の項目だけでもかなりの金額だが、同紙はさらに将来的に可能性のある収入をリストアップ。新財団「アーチウェル」のインスタグラムアカウントへのアクセスで生まれる広告収入が8100万ポンド(約113億円)、さらに自伝を出版した場合は少なくとも4750万ポンド(約66億円)を得られる可能性があるという。

 ベーカー氏によると、夫妻の結婚式から英王室の給与支給対象外になるまでの約2年間で、英国の納税者は夫妻に少なくとも4400万ポンド(約60億円)を融通しているという。離脱後もやはり英王室という“威光”が物を言ったのか、わずか9か月で早々と“アメリカンドリーム”を手にしたようだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)