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メーガン妃 アーチーくんのパパラッチ写真めぐる裁判に勝訴 今後は「ヘンリー王子一家を対象にしない」

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃【写真:AP】
メーガン妃【写真:AP】

 今年1月、カナダのバンクーバー島で長男のアーチーくんを抱えて2匹の愛犬と散歩する姿を特殊な望遠レンズによって“パパラッチ”されたメーガン妃。プライバシーの侵害に当たり、データ保護法に反するとして、米写真エージェンシーの「Splash News and Pictures Agency」を相手に訴えを起こしていたが、妃にこのほど朗報が届いた。同社が公に非を認め、今後は「ヘンリー王子一家をパパラッチの対象にしない」と誓ったという。英紙が報じている。

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写真エージェンシーは今後ヘンリー王子一家の写真を撮らないことを認める

 英大衆紙「デイリー・ミラー」は、英裁判所が同社のプライバシー侵害とデータ保護法違反を認め、メーガン妃が勝訴したと報じた。

 同紙は、担当判事が読み上げた両者の合意文を紹介。そこには、同社が今後アーチーくん、そしてヘンリー王子とメーガン妃の写真を撮らないという一文が含まれているという。

 また、今回の件で妃の弁護士を務めたジェニー・アフィア氏も「写真は一家のプライベートな散歩を許可なく撮影したもので、公益性は一切ありません」と主張。「プライバシー侵害とデータ保護法違反への訴えが認められたのは当然です」と勝利宣言した。

 一方、写真エージェンシーの広報担当者は「今後も公人の写真を公の場で撮影する活動は続ける」と前置きしながらも、「今回の判決に素直に従う」と明言したという。この結果によって、ヘンリー王子一家は今後、パパラッチを多少なりとも気にせず過ごすことができるだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)